個人山行紀行文 10.11.27日(土)
晴れ
独鈷山(とっこさん)・
1266m
参加者3名
(男1・女2)
2052 M/T

≪コースタイム≫
 千本桜登山口駐車場1020〜独鈷山山頂(1140-休憩-12:35)〜千本桜登山口駐車場1335

                                    (千本桜登山口駐車場まで上田菅平ICより約40分)

〜〜〜犬に追われて独鈷山〜〜〜

 独鈷山は上田市・塩田平にあり、その荒々しい山容から「信州の妙義山」と言われています。
初冬の一日、のんびりと宮沢コースより出掛けました。千本桜の駐車場に車を置いて出発です。ここには小さな祠に干支のウシが祭ってあります。結局は、さらに林道のどん詰まりまで車で入れました。

千本桜駐車場・干支のウシ 林道奥から出発です

 トラの祠と大きな滑落注意!の看板、以前はなかったと思うが・・・
杉林の中、だんだんと登りがきつくなります。下で会った猟師さんが上の斜面に座り込んで何やら獲物を狙っているよう。なんだか物騒です。
 荒れた御屋敷沢を詰め、落ち葉が厚く足元に注意しながら沢からジグザグの道に入る。危ないところにはロープが張ってあるので安心です。

滑落注意の看板 暗い沢の中も 切り立った岩峰

 この頃から2匹の猟犬が追っても追ってもついてきます。無線機とクマ鈴をつけ、さっきの猟師さんのお供なのかな?。それにしてもしつこいです。我々は獲物ではないよ。犬に追われるように、急な斜面を登る。木にはところどころに”滑落注意”の札があります。落ち葉が厚く積もって、道が分かりづらいので要注意です。
 キツカッタが、割と早くに鞍部に到着。山頂はここからあと3分になりました。ここでまるで案内が終わったように犬は引きかえしていきました。

塩田平が一望 山頂はイノシシ 記録ノートの虫干

 山頂からは360度の展望。週一度は登ると言う上田の人に山の説明をしてもらう。ここの干支はイノシシ。寄せ書きのノートも準備されていました。この山も、地元の人々に愛され、トレーニングの場になっているようです。休憩中に2発の銃声が聞こえました。あの猟師さん獲物を仕留められたのかなぁ・・・・。

山頂の標識 茸の止め山です 駐車場からの独鈷山
 ゆっくりと陽だまりで休憩の後、滑らないように足元に注意しながら下山しました。もう犬や猟師さんの姿は何処にもありませんでした。
 登山後の入浴は鹿教湯温泉にある文殊の湯です。ロケーションもよく300円で入れます。お勧めです。皆さん!、ぜひ一度行ってみてください。