個人山行紀行文 10.11.21日(日)
晴れ
御座山(おぐらさん)・2112m 参加者2名
(男1・女1)
2052 M/T

≪コースタイム≫
 登山口1030〜不動の滝1110〜御座山山頂(1240-休憩-13:10)〜不動の滝1415〜登山口1450

                                         (登山口まで佐久ICより約2時間)

 御座山は、長野県佐久地方の奥にある日本200名山です。
「距離は最短、急登だが余計な人手を加えず自然のままでかえって歩きやすい」という”栗生コース”を選びました。南相木村、栗生集落を過ぎ登山口に到着。ひょっとして、登山者は私たちだけ?と思っていたのですが、駐車場には4台の車があります。クマの心配が少し薄らぎホッとしました。やっぱり、200名山なんですね。

登山口駐車場 案内図 唐沢よりの登山口

 唐沢右岸から登山道へ、しばらくは唐松林の中の緩やかな道。
登山道の標識を過ぎた頃より勾配がきついです。が、うまくジグザグに切ってあるのがありがたい。上の方から何やらにぎやかな人の声。不動の滝の前で休むグループでした。もう下山だそうです。滝の下にある小さなお地蔵さんが可愛い。

不動の滝 山頂まで1350m お地蔵さん

 休憩後、対岸の斜面からまた急な登りです。林相も唐松から針葉樹にかわり、眺めのないだけにここはガマンガマン。
来ました!来ました!、今日の難関、岩場です。ここは集中、ゆっくり慎重に。岩場を抜けるとすぐに御岳神社の石祠のあるピークです。
 そして、ピークからは30メートルほどの急な下りです。

山頂まで500m 御岳神社の石祠 下りの鎖

 鞍部の手前、細尾根から目指す山頂がようやく見えました。鞍部からの登り返し、シャクナゲの木がたくさんあります。「花の頃はいいだろうなぁ〜」と思いながら、最後のガンバリです。
 山避難小屋前に出ました。サッシの入ったしっかりした小屋です。ここで一泊もいいなぁ〜。小屋脇から山頂へ、頂は岩が重なり合った細長い頂きです。標識はまだ10メートルぐらい先になります。臆病なので一歩、一歩確かめながらやっとたどり着きました。

雪の残る細尾根 目指す山頂 避難小屋

 360度の視界。
目の前に八ヶ岳がど〜んと、空はどこまでも青く、遠くは南アルプス、北アルプスまで見えました。晩秋の佐久の山もなかなかなものです。ちなみにこの山ほとんど広葉樹がなく、クマの心配はいらなかったかな?南相木村の滝見の湯に、料金も350円と安くいい湯でした。

先客のカップル 天狗山に男山 遠くに浅間山