個人山行紀行文 10.10.22日(金)
曇りのち晴れ
麻耶山・1019m 参加者2名
(男2)
1914 E/S

≪コースタイム≫
 新津5:00=登山口7:45〜小浜の茶屋跡8:15〜弁財天滝8:25〜麻耶山々頂(10:15-11:10)〜奥の宮(11:15)
 〜6地蔵11:20〜関川口分岐11:55〜小浜の茶屋跡12:30〜登山口12:55=新津16:00  

 インターネットで見た山形の麻耶山が気になり行ってきました。
国道345号を越沢に入り、中田橋を渡って直ぐ右折すると麻耶山の駐車場の案内板が有り、此処から未舗装の狭い林道を2km位行くと橋が有り、渡ると麻耶山登山の案内板が有る。その先に15台位停められる駐車場が有り、ここに車を止める。
 
 身支度を整え直ぐ歩き出す。
杉林の中を少し行き、川沿いのへつり道を行く。直ぐ木製の橋を渡り小さな滝の連続する川添の道を進み、小浜の茶屋跡の分岐から滑滝の下を通り、弁財天の滝を目指す。
 高さ28メートルの滝で見ごたえのある滝である。写真を撮る為に登山道で無い所を徒渉し、撮影を済ませて帰るとき、濡れた石で滑り「アッ!」という間に足が水の中にドボンと入る。
登山口の案内板 十文字ソウ 橋を渡り
 滝の横のアルミ製の垂直のハシゴを慎重に登り、少し先のピークで一休み。周りを見渡すもまだ紅葉は綺麗ではない。分岐まで行くと、仙人ガ岩屋の方から男女2人が来て山頂に向かう。
 急なブナ林を登って居る時、若い女性に追い越される。鞍部に下り最後の登りもなかなかキツイ。
川沿いの道を行く 滑滝の下を横切る 右足が滑り水の中へ
 尾根に出ると左は倉沢からの道、右は直ぐ山頂。1等三角点の山頂からは鳥海山は雲の中、大きな山容の月山は左に見え、大朝日は雲の中。眼下には荒沢ダムが見え、又正面には迫力ある鑓が峰と鉾が峰。
弁財天滝 1等三角点 麻耶山山頂
 山頂はあまり広くなく、我々を追い越して行った女の人と天童から来た男女の3人が居るだけ。360度の展望で日本海が見えるも故郷の佐渡はかすんで見えない。
 少し早い昼ご飯を食べ、のんびりと山を見る。やっぱり山はいい、山に登れて幸だなあ〜。
奥の宮 六体の地蔵さん 分岐
 下山は奥の宮を回り帰る。奥の宮はコンクリートで出来て居て、鉄の扉が閉まっている。直ぐ下に6体のお地蔵さんが有り、此処で六根を清め奥の宮へ行ったそうです。
下山道 川沿いの小さな滝 鑓ヶ峰、鉾ヶ峰
 緩やかな尾根の下りを行くと「鼻くぐり坂(別名ざんげ坂)」を下り、避難小屋に着いてから少し休む。
綺麗なブナ林を通り関川への分岐を過ぎ小浜の茶跡で朝通った道と合流して、小さな滝の水音を聞きながら橋を渡り登山口に着く。
この山日本300名山でもあり、急登やブナ林有りと、変化に富んだなかなか良い山でした。 (おわり)