個人山行紀行文 | 10.07.11(日) 曇り時々雨 |
蒜場山・1363m |
メンバー | 1993 T/O |
≪コースタイム≫ 新発田五十公野5時集合=加治川治水ダム6時〜登山口6時10分〜独標7時15分〜岩岳7時50分〜 烏帽子岩8時54分〜山伏峰9時57分〜蒜場山頂10時12分(休憩) 下山開始10時35分〜岩岳12時20分(昼食)〜登山口14時10分 |
昨年9月に初めてこの山に登り、長丁場でキツイ山と言う印象を受けた蒜場山、下山時 膝がだるくなり辛い思いをした記憶がある
日曜休みが滅多にない私に友人が都合をつけてくれ、待ち遠しい一日であったがお天気が気になる。さてさて、何処のお山に行きましょう?谷川?安達太良?飯豊? 行きたい所ばかりで私には決断できません。
ここは友人にお任せ・・・
前日午後の電話で「お天気が心配なので近間にしましょう。蒜場山朝5時集合」「は〜い、ありがとう」と電話は切ったものの、私は付いていけるか不安がよぎる。しかし 行くしかない
朝の空気は心地よく爽やかな気分で家を出る。待ち合わせ場所から一台の車に便乗させていただき、登山口へ向かう雨が降らないことを願いながら登山者名簿記入。急登な樹林帯を呼吸を整えながら登ります。トロッコのレールの残がいがあり赤谷鉱山の名残があります。
登山口 | 心地よいブナ林 |
独標、岩岳を過ぎると稜線歩きとなりますが細い登山道はスリルがあり咲き終えた早春の花々の名残も残っていて、結構お花の多い山であることを思わせます。
いよいよ絶壁の鎖場。ストックが邪魔になりますが置いていくわけにもいかず、片手で持ち岩につかまりながら慎重に上へ。ここを登れば見晴らしの良い烏帽子岩もすぐです。
鎖場を下からみます | 上から見た鎖場 |
烏帽子岩から稜線を見ながら、山頂はまだまだ先、あと何回の登り下りがあるのかと(くじけ心)がよぎります。
この辺りから帽子にポツポツと音がし、雨が当たり始めました。
どうする?ここで撤退?少しの間考え・・・山伏峰まで行けば楽になるから雨具を着て行きましょう。
時折落ちている獣の糞、まだ湯気がでていそうな柔らかさ。前の人・・・「オレじゃねぇ〜よ」踏まないように注意しなければ・・・・ヘビも出現。
雨も大降りせず無事登頂飯豊連峰の勇姿もうっすらと・・・(いつかは行きたい)温かいコーヒーとつめたいスイカで喉を潤し下山することに
無事山頂に | 冷たいスイカ | 山伏峰を振り返る |
ピョンピョン下るのがとても上手な友人 | 花 | 花 |
アップダウンの多い山なので下山時間はあまり短縮できず、岩岳まで頑張りました。少しの雨も気にはならずお昼としました。この先は一気に下りとなり登山口に到着。
ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、難儀ですがスリルのある登り応えのある山でした。 (おわり)