個人山行紀行文  10.07.11(日)
曇り
五頭大荒川水域・
広手沢(沢登り)
メンバー・2名
(男2)
1854 M/T
≪コースタイム≫
  新潟8:10=駐車場10:00〜松平登山口10:20〜堰堤10:40〜広手沢出合11:00〜
 登山道13:00〜五ノ峰13:15

今年はなかなか気温が上がらず、今日が今季初の「沢登り」足慣らしの意味で、五頭・大荒川水域の「広手沢」に遊ぶ。(基山岳会誌によるとほとんどの滝は登る事が出来る、初心者及び中高年向きとある。)

 朝、真面目に選挙をすませ、8時過ぎに大荒川林道終点駐車場(松平山登山口)に向かう。「ハーネス、ヘルメット」を着けると身が引き締まる思いだ。40分ほどへつり道をたどり本流の堰堤から入渓。カマ(滝壺)を1つ越えて左岸より入る「広手沢出合」へは15分位か。

 迷わずにスタート地点に立ててまずは一安心。曇り空のわりに水は冷たくなく、沢も予想に反して「カラッ」としている。最初は危なっかしかった足取りも進むにつれて徐々に安定してくる。小滝や小ナメを快調に登っていく。2か所程「ショルダー」を使い「シュリンゲ」で引き上げる等、そこそこ楽しめる。 
最後は、藪というよりは樹林の急斜面を枝を使いながら10分位で五ノ峰下の登山道に出、乾杯して赤安ルートを下る。

「楽山会」は山好きの中高年の集まりで専門山岳会ではなく、沢登り集団でもない。自分たちの技術もさしたるものでもないが、それでいいと思っている。
 登れない滝は捲けば良いのであり、それを恥とするほど若くもない。安全第一に「楽山会」流に、それなりに、「沢」を選び長続き出来る趣味であればと。

 気温の上昇と共に、いよいよ沢登りのシーズン到来!です。
今年の”沢登り会山行”は【8月1日・伊藤博リーダー「小倉沢」】【9月12日・石井義人リーダー「東黒沢」】などが予定されています
 両氏が現場で「沢登り」の楽しさを教えてくれることでしょう。思っている以上に安全で楽しいのが沢登り、一度経験すると、その清涼感が病みつきになります。たくさんの会員が参加して、ともに楽しめると良いですね。

 今回はカメラなしであったので、参考までに昨年会山行の「五頭山・沢登り」の画像を紹介します。   (おわり)