個人山行紀行文  10.05.29(土)
曇り
守門大岳・1432m
メンバー
8名(男3・女5)
1914 E/S

≪コースタイム≫
  入塩川登山口7:15→山の神7:35→三角点8:40→〆掛小屋9:03→吉ヶ平分岐10:20→中津又岳11:11
  →大岳山頂(11:30-12:15)→吉ヶ平分岐12:58→入塩川登山口15:30

 会の人からお誘いが有り、入塩川から大岳まで登って来ました。
砂防ダムの直ぐ下に車を停め準備をして歩き出す。 堰堤のすぐ上から沢に下り、板の小さな橋を渡って少し川沿いに歩いてから、直ぐに渡渉する。雪解けで”水量も”多く慎重に渡る。

入塩川登山口    山の神 渡渉

 この後、右に左に20回近く徒渉を繰り返す。少し行くと2つの沢の出会いに残雪が有り、雪の上を渡るも”亀裂”が入っていつ崩落するか解らないので”静かに速やかに”渡る。
 山の神を過ぎ、沢とも離れて少し登った地点の三角点に着き、一休みする。此処からはほとんど平な山道を行き、”〆掛小屋”に着く。3人何とか入れそうな粗末な小屋。

三角点   〆掛小屋 雨晴のブナ林

 間もなく「雨晴(あばらせと読む)」の見事なブナ林の中を歩き、残雪の中を目印の”赤い布”を探しながら雨晴清水を過ぎ、吉ヶ平の分岐に着く。標柱は雪の上に倒れて居る。此処からは残雪の登り、又、夏道の繰り返し。

吉ヶ平への分岐 残雪の登り  中津又岳山頂

 1つピークを越え、次の急登を登ると中津又岳。今日は曇り空で回り一面ガスって何も見えず残念。花はそれでも、山ツツジやショウジョウバカマ、ツバメオモト、イワウチワと何とか見れました。

ツバメオモト  大岳山頂 雪庇

 中津又岳から少し下って残雪を歩き、次に夏道を登れば大岳山頂。山頂の鐘を打ち鳴らす。山頂には誰も居ず我々グループだけ。車座になり食事して居ると次々と人が登って来て、さほど広く無い山頂は人でいっぱいになる。
 ガスっていて眺望は望めないので直ぐ下山する。登りは赤布がすぐ見つけられたが、下りは見つけられない所も有り、又、足跡もほとんど解らない。それでも何とか目印の赤布を探し無事下山する事ができました。

ガスって居る中の下山  徒渉 雪の上を渡る

 このコース、距離は長いがあまり人にも会わず、静かです。
今日このコースを歩いたのは我々だけ、又「雨晴のブナ林」の素晴らしいこと! 静かな山歩きができました。 (おわり)