個人山行紀行文  10.05.16(日)
晴れ
新保岳・852m
メンバー
女 2名
1993 T/O

 国道7号線を村上市に入り、塩野町小学校を過ぎると新保岳登山口の看板があります。看板を左折し、林道をさらに走って”新登山口”の入口に到着。

 12〜13段の階段が登山者を出迎えてくれています。
途中、旧登山口の合流地点がありますが、ロープが張ってあり通行禁止だったようです。木の根が絡み合う急な登りを30分ほど行くと、清々しいブナ林となり、新緑のやわらか〜い黄緑色の葉々が汗ばんだ身体を癒してくれます。
 たっぷりと深呼吸をし酸素を蓄えてから山頂へと向かいます。

 登山開始から1時間足らずで山頂です。海側を見れば粟島、反対側には月山と眺望も良かったです。
ギフチョウにも、初めて出会えました。大きさはモンシロチョウくらいで、姿はアゲハチョウに似ていました。
 お天気に誘われてトカゲちゃんチョロチョロ、薄黄緑色の小さいシュンランも咲いてました。

 イワウチワは少し遅かったようですが、イワカガミのツボミが膨らみ始めてました。

 新聞にも載ってましたが、太陽の周りにできた「上空の虹」ひがさ、”光冠”を見る事ができました。

 思いがけない光景にも恵まれ、たっぷりと森林浴ができて中身の濃い一日を過ごすことができました。    (おわり)