個人山行紀行文  10.02.24(水)
晴れ
袴腰山(下田)・
526m
メンバー
(単独)
1914 E/S

≪コースタイム≫
  新津7:00→長禅寺登山口7:55→高城城跡9:30→袴腰山々頂10:34 11:35→長禅寺登山口13:05→新津14:00

 今日も良いお天気、どこか山に行きたい。簡単に登れて人があまり居ない静かな山に行きたい。
雪の時、2度行った事の有る下田の袴腰山に行こう。

長禅寺 登山口 守門岳

 車を長禅寺の山門の下に停め、山門をくぐり”高城登山口”と書いて有る標柱の所から登る。お墓の前を通り上の駐車場まで歩く。此処の駐車場まで徐雪して無いので、車はお寺まで。
 5年前雪の無いころ、この駐車場で失敗したことがあります。車の中に鍵を閉じ込め、その頃まだ携帯電話を持って無かったのでお寺まで歩い行き事情を話したら、直ぐ三条の鍵屋さんに電話して来て貰い助かりました。代金7千円也。高い山行に成りました。

高城の小屋 雪に埋まった祠 ヒメサユリの小径

 今日は気温が高いので雪の状態は良く無く、時々膝までヌカル。ヒメサユリの小径は雪の下。高城迄はワカンを付けないで行こうと思ったがダメ、膝までヌカル。途中、守門が良く見える所で一休みしてワカンを付ける。

高城からの袴腰 ピークからの山頂 袴腰山頂

  高城は思ったより雪は少なく小屋には簡単に入れる。ここでも守門を見ながら一休み。今日は暑い、此処で下着1枚に成る。祠は雪の中、高い雪囲いがして有る。

山頂からの粟ヶ岳 尾根の登り

 此処よりピークを2度ほど越す。尾根の登りでなかなか手強い。滑るのでワカンで蹴って段を付けながら一歩ずつ登る。山頂への最後の登りもなかなかキツイ。15分かかって何とか頂上に着く。

尾根道 長禅寺前の石碑

 誰も居ない山頂は気持ち良い。目の前に真っ白になった粟ヶ岳が良く見える。休んで居ると男の人が1人、又1人と登って来た。雪積は2メーター余りだそうです。2人は知り合い見たいで、三条から来たそうで下田の山の達人みたいです。此処から見える山の名前を教えてもらう。5月に大谷ダムから入り、五平衛小屋を通り、中ノ又山、矢筈岳に登り、笠掘ダムへ1泊2日で下山するそうです。行った事が無いので私にはそんな山は分からない。

 粟ヶ岳を見ながら昼ご飯を食べ、ゆっくり休む。最近心配事や悩みが頭の中に少し有る。でも山に来ている時はそんな事は一切考えないで、だだ、ボーと山を見て居るだけで幸せ。2人が下山してから下山する。
 途中ワカンも着けないで、ペットボトル1本だけ持った軽装の男の人が1人登って来る。今日この山で会った人は自分の他に3人だけ、静かな山が味わえました。帰りは気温も高いので雪が緩み、滑って転びながら下山しました。     (おわり)