個人山行紀行文 | 09.12.25(金) | 越後白山・1012m | メンバー 4名(男3・女1) |
1862 Y/I |
≪コースタイム≫ 新潟8:00-9:15慈光寺・慈光寺駐車場9:30−10:30尾根線3合目−12:45頂上13:50−14:20 田村線7合目(天狗の腰掛)−15:50慈光寺−16:00駐車場 |
久しぶりのお天気に誘われて、越後白山に登って来ました。
お日様や青空はいつ以来だろうか?、思い出せないくらいはるか昔のように思います。少なくともこの10日間は重苦しい曇天、雨、その上何十年振りかの大雪に驚かされていたように思います。
冬の新潟県はこのような好天は滅多に見られません。この日を逃したら年内にはもう山に行く機会は無いかも知れない。意を決しての急遽休暇願いを出しての山行でした。
幸い、突然の連絡にも拘わらず3人の方が同行してくれることになりました。
登山としては遅い時間でしたが、12月としては未曾有のドカ雪もその後の雨でかなり溶けて少なくなっており、尾根線3合目までは壷足でぐいぐい高度を稼ぐことが出来ました。それでもやはり表面だけ固くなったざくざくの雪は時々ぬかります。3合目からはワカンを履いて登りました。
白い大地_越後平野 | もうじき頂上_穢れなき雪原 |
久しぶりの山で、張りきっていたせいもありますが、この重たい雪山の登りはいつもの倍くらい疲れました。
8合目を過ぎた辺りからようやく、さらさらの新雪が現れました。麓は雨でも山の上は雪だったようです。気持ちの良いラッセルでした。
菅名・五頭・飯豊展望_飯豊は雲の中 | 岳人のオアシス_白山避難小屋 |
程なく避難小屋に着きましたが、風も無い穏やかな日、こんな日はわざわざ小屋に入ることもありません。頂上にシートを広げ、持参のおでんをコンロで温めて、景色を見ながらのんびりとお昼を戴きました。
頂上でのランチ風景_コメント不要 | 輝く_逆光の粟ヶ岳??? |
予定では下山も同じ尾根線と考えていましたが、なんと屈強な若者が1人、田村線を登って来たではありませんか。それなら我々も下山は田村線にしようと、ふかふかの柔らかい粉雪を蹴散らして頂上直下の急斜面を下りました。
飯豊は雲がかかっていましたが、菅名や五頭の山々、川内の山々がくっきりと見えました。
今年の山仕舞いとして、好天の素晴らしい越後白山に登れたことは本当に良かったです。 (おわり)