個人山行紀行文

09.11.24（祝）

白根山（下田）・918ｍ

メンバー 男性1名

1914　E／S

　この連休、用事が有るために山に行けずイライラする。　ようやく24日、天気も良いので下田の白根山に行く。
車で笠堀ダムに向かい、途中白根山への標柱が有る所を左に曲がり、少し行くと車止めのクサリが張って有る前に広場が有り車を停める。ここが親沢林道の起点で此処から歩く。

白根山登山口	名残の紅葉	山の神

　20分位歩くと林道の両側に登山口の標柱が有り左の斜面を登る。小川を渡り少し登ると”山の神”が祭って有り、立派な男根が奉納してある。此処から尾根へのキツイ登りが始まる。ジグザグの落ち葉の積もった急な登りで滑る。雪の有ることを想定してピン付きの長靴を履いて来たので大分助かる。

前白根山前のピーク	熊狩の眺からの白根山	陽だまりの登山道

　尾根に着く。此処からはほとんど平な稜線の道で、風も無く陽だまりの気持ち良い道を、7分位で”熊狩の眺め場”に着く。眺めの良い所で、左に粟ヶ岳、右に守門岳を見ながら少し下る。2つピークを越し、急な斜面に付けられた広い直線の道を20分位登ると次の尾根に出た。山頂かと思ったら大違い、前白根山。

白根山々頂	山頂からの守門岳	山頂からの粟ヶ岳

　そこから見晴らしの良い穏やかな登りの稜線の道を、木の切り株や根っこに気を付けながら最後の一登りで山頂に着いた。
山頂には誰も居ず、又、下田の山なのに雪も無かった。此処からは先日登った光明山や、矢筈岳、青里岳、粟ヶ岳、守門岳など川内の山々、遠く雪化粧の飯豊連峰や、角田、弥彦の向こうに佐渡ヶ島迄見えた。標高は低いが回りは山また山、静かな山を心行くまで楽しんだ。

矢筈岳	青里岳

　一人静かに休んで居ると男の人が一人登って来た。少し話をして下山する。途中3人組の男の人、男女の2人組みに会う。今日この山で会った人は全部で6人。
　”山の神”まで降りて来ると、私より後から下山した人に追い付かれる。早く歩いたつもりなのにこの人は早い。2人で話をしながら駐車場まで行く。豊栄から来た人で、72歳の元気なお爺さん。10日程前に、吉ヶ平から守門の大岳に今年、新しい登山道が出来たので行って来たそうです。
私も行って見たくなり、今日下山が早いので、吉ヶ平まで偵察に行って来る。いずれ此処から大岳、守門岳迄行って見たいです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

偵察してきた守門岳登山口	吉ヶ平山荘