個人山行紀行文  09.09.21(月)晴れ〜
            22(火)曇り

金北山・1172m
経塚山・636m
(メンバー)
単独
1914 E/S

≪行程≫
  (一日目)  林道車置く5:45〜石花登山口6:25〜平城畑7:03〜石花分岐8:20^真砂の峰9:20〜イモリ平9:30
          〜役の行者10:30〜山頂11:05 11:50〜石花分岐14:15〜平城畑15:25〜石花登山口15:50〜
          林道車の所16:35
  (二日目)  上川茂集落8:15〜四街道8:35〜経塚山山頂8:50〜三角点9:10〜分岐9:35〜林道行き止り9:45
          〜分岐9:55〜真野小学校前10:20

(1日目)
 彼岸で佐渡の両親の墓参りに行き、ついでに金北山と経塚山へ行って来ました。
金北山へは石花登山口より往復する。林道にゲートが有り牛の放牧中なので自分でゲートを開け、また閉めて車を走らす。途中林道工事中で車をここに置き、登山口まで40分歩く。
 登山口を6:25分に出る。平城畑少し手前の登山道、牛が踏み荒らし、まるで鍬で掘り起こしたみたい。泥んこで歩くのが大変。
又平城畑からカレー清水までの登山道、牛が踏み荒らし至る所泥んこで歩くのが大変。4月の会山行の時は花が咲いていたが今は無い。蟻塚が所々に有るだけ。山ブドウが有ったので食べたが酸っぱく舌が変になりそう。
 従走路の石花分岐に着き少し休む。その後山頂迄10回くらいピークを越す。

所々に有る蟻塚 あやめ池

 ここから先にトリカブト、エゾリンドウ、ウメバチソウ、ダイモンジソウ、イブキジャコウソウ、などの花が咲いていた。尾根には風や雪に痛めつけられた杉の木がオバケみたい。
 役の行者で休んで居ると、男女2人が下山して来たので「山頂までどの位掛かりますか?」と聞くと、「約1時間位掛かりそう」との事、まだ大分有りそう。

金北山山頂神社 山頂ドームとトリカブト

 あやめ池迄平らな道、そこから登りが始まり、少しで又平になり山頂のドームが見える所から、最後の登りで山頂神社に着く。
山頂には8人位の人が居た。見晴らしは良く、両津湾、国中平野、真野湾、小佐渡の山、海の向こうには弥彦山、又、五頭山、菅名岳や村松白山、粟ヶが岳も見えた。
 昼ご飯を食べ、45分休んで登りと同じ道を下山する。明日は山頂から見た小佐渡の、歩かないで行ける山、経塚山でも行こうか。

(2日目)
 実家で墓参りをして、車で県道・佐渡縦貫線を外山集落を通り四街道まで行く。4差路を直進すると猿八を通り畑野へ、右は女神山から小佐渡エコーラインを通り杉池から両津へ、左は経塚山へ行く。
 子供の頃は車道など無く、ここを通り山道を3時間かけて母の実家へよく行ったもの。その実家も住む人絶えて無く、いずれ廃屋となり朽ち果ててしまうのかと思うと、悲しく寂しい。
 細い砂利道を経塚山に向かう。道はほとんど手入れされてなく、両側から木や草が生い茂り又路面は雨水で砂利や土が流されて深い溝が出来、タイヤがはまれば出れそうにない。この山の麓で生まれ育ち、子供の頃良く登った山。45年ぶりに山頂に着く。

風と雪で変形した杉 ウメバチソウ

 広場の横には休憩所の建物が有り、昔の面影は無い。祠は草に覆われ、何か寂しそう。
西へ歩いて4分の所に三角点と経塚山読経の石が有り、隣に通信用のアンテナが有る。経塚山は小佐渡の最高峰では無いが越後百山にも入っていて、又1等三角点が有り信仰の山でも有る。

大佐渡山脈従走路 イブキジャコウソウ
金北山とエゾリンドウ 平城畑
経塚山1等三角点 経塚山読経の石
草の中の祠 牧場の佐渡牛

 帰りは真野へ下りる。
舗装された道を少し下ると分岐が有り、右は砂利の狭い道。左は良く舗装された広い道。左の道を行く。
広くて走り良い道、10分位行くと突然道が無くなる。途中で工事を止めた見たいである。行き止まりの看板でも出しておけば良いのに・・・。
 分岐迄帰り右の道を行く。舗装道路に成ったころ両側に有刺鉄線が張ってある。牧場が有る見たいで牛が居る。25分かかり真野小学校前に着く。そこから帰省先へ帰る。               (おわり)