個人山行紀行文 09.08.14(金)
       〜15(土)
東黒沢・ナルミズ沢 (メンバー)
3名
1862 Y/I

 お盆休日の2日間(8月14、15日)、仲間3人で気持ちの良い沢歩きに行って来ました。
場所は、谷川連峰の「湯檜曽川東黒沢」と「宝川ナルミズ沢」です。どちらも、気持ちの良いナメ床、ナメ滝が続く明るくきれいな沢でした。登攀グレードもそんなに難しくない初級のコースです。

人気度は抜群で、すでに経験された方も結構居られると思います。
ぐずぐずした今年の夏も、ここへ来てようやく夏らしくなり、2日間とも晴天のまさに沢日和でした。こんな日は、暑い尾根歩きに比べ、涼しい沢は別天地でした。

1泊装備の少し重い荷を背負っていましたが、どこまでも澄み切った清流や、エメラルドグリーンの深い釜、爽快なナメをルンルン気分で歩きました。
圧巻は、東黒沢の20mの雄大なナメ滝(ハナゲの滝)とナルミズ沢の8m魚止め滝でした。しかし、それにもましてすばらしかったのは、宝川源頭部に広がる草原のコルに突き上げていく爽快感です。まさにここは、“天国へ続く”と形容される桃源郷なのでした。
ロングコースのため、かなり疲れましたが、爽やかな夏の思い出になりました。

 20mハナゲの滝  癒しの森_ナメの連漠
 エメラルドグリーンの大きな淵  ナルミズ沢魚止滝
 涼しげな水のカーテン  爽やかな源頭部の草原