個人山行紀行文 | 09.04.06(月) |
鳥海山・山スキー | 湯ノ台コースを滑る | |
1394 R/O |
09.4.6湯の台から鳥海山山頂を目指しました。車は大台野丁字路でストップ。
広い牧場はまだ一面の雪野原です。
ここから望む山頂は本当に遠く、果たして山頂までたどり着けるか心配になりました。
(コースタイム) 車(5:20) ⇒ 滝の小屋(7:50- 8:10)⇒山頂(11:45- 12:15)⇒滝の小屋(12:45- 13:05)⇒車(13:30) |
前泊したので、夜明けと同時のスタートです。
前日のトレースが残っていたので宮様コースの入り口も迷うことなく、滝の小屋までは順調に行きました。
いつ来ても不思議と小屋の前は雪がなく地面が露出しています。
(登り及び下降ルート図・右の画像にスケッチ) (早朝の鳥海山)
それはともかく、ここから先が大変でした。
雪面は一変しシュカブラとアイスバーンの連続です。スキーを担ぎシールをアイゼンに変えの登攀となりました。
また風も強まり身を隠すところもありません。それでも寒く感じなかったのは晴天のおかげです。
さすがに6時間半は長い登りでした。
(森林限界から望む鳥海山) (雲の彼方に月山が見える)
下りの楽しみが無かったらとても登れるものではありません。
身支度を整え、いよいよ滑降開始です。
雪面が尋常でないので慎重の上に慎重を期しての滑降です。
(鳥海山をバックに滝の小屋) (外輪山から、白く輝く新山を撮る)
それでも滝の小屋から山頂まで3時間半もかかったのに下りは僅か30分でした。
滝の小屋から下は雪質も良くなり、快適に滑ることができました。
これまで幾度となく訪れましたが、これほど雪が多くまたこれほど複雑な雪面を滑ったのは初めてです。
まだ時期的に早く、鳥海山も月山と同様 GWのころが一番いいのかも知れません。