個人山行紀行文  H19〜H21
蔵王・栂池スキーの思い出 ゲレンデからのスケッチ集
1644 H /N

 約10年前、「もう駄目だ!」とスキー用具一式を捨てた、・・・・そして70歳を超えた。
ところが2年前、楽山会スキークラブの人達から、「70歳以上の人がスキーをバンバンやっているよ」と聞かされた。それで、あの雪の感触を思い出して、ヨシッ!俺も!と、H19年に改めてスキー用具一式を買い込んだ。
 そしてスキークラブに参加を申し込んで、赤倉、蔵王と2泊3日のスキーに出掛けた。ところが、スキーが昔とまるで違うのと、自分の動作が鈍っていることなどで、とても滑るところまではいかない。

 しかし、広いゲレンデ、雄大な白い山々、雪の花の木々、それに有名温泉地のあちこちに入れる。更に、初心者用のコースをコワゴワだけどゆっくりと滑れる。 よしっ!俺のスキーはこれで遊べば充分だ、と決めた。
それで、クラブの人達がバンバン滑っている時間に、スキーはチョッピリ! 後はカメラとスケッチのオレ流スキーとなった。

各地のスキー場で見た風景をスケッチしたもののうち、何枚かを披露します。

蔵王のモンスター

H19年に、最初に蔵王に行った時、三日間快晴であった。
山の雪も充分で、樹氷原コースから上は全山樹氷であった。
ロープウェイの地蔵山頂駅で長靴を借りて地蔵山(1736m)頂上まで行ったり、樹氷の中を歩いたりした。

 これは、その中で少し雪の付き方は少ないが、それだけ枝先が所々出たりして、如何にも恐ろしげに見えたのでスケッチした。
パンダ樹氷

樹氷原コースの終わり、ここから黒姫スパージャイアントコースとの分岐点に可愛らしい小さな樹氷があった。

こんなのもスケッチしていて楽しい。
樹氷高原駅前

今年H21年、またクラブの人達に連れられて蔵王に2泊3日で出掛けた。着いた日と次の日、2日間は快晴で、また長靴で地蔵山頂上まで登ったりして遊んだ。しかし、今年は雪が少なくて、樹氷は地蔵山頂駅から上しか見られなかった。

昼食をロープウェイ山麓線の上、ユートピアゲレンデの下に有る三角屋根の食堂で食べた。その食堂入口前にある大きな青森トドマツとユートピアゲレンデをスケッチした。
白馬三山

今年(H21年)クラブの人達と2泊3日で栂池へスキーに行った。
2日目は快晴で、これは山々の写真とスケッチをしなければと、ゴンドラ最上部に行き更にその上、上級者コースのリフトに乗って、栂池ゲレンデの最上部まで行った。

予想通り、素晴らしい眺めで、雪倉、白馬、五竜、鹿島槍などの雪と岩の姿を見る事が出来た。
ところが、リフトは下りは客は乗せられないと言われ、長い時間をかけて上級者コースを横滑りで、やっとの思いで下るはめになった。