会山行紀行文 11.11.06日(日)
曇り時々雨 
H23秋季集中登山 
角間山・1981m
参加者
41名(男11・女30)
1699 M/K

                               

≪コースタイム≫
 新潟駅南口6:05=東部湯の丸IC=角間山登山口駐車場10:05〜登山口10:10〜角間峠(11:10-11:20)〜角間山山(11:50-11:55)〜角間峠東屋(12:15-12:40)〜駐車場=東御市公民館(15:00-15:30)=新潟駅南口19:00

 今日は楽山会の秋の集中登山当日です。
天気予報では全国的に雨模様・・・!最初からちょっとテンションが下がり気味ですが、朝まだ暗いうちにJRの駅に急ぎます。幸いまだ雨は降っていないようです。

 新潟駅南口には、チャーターされた大型バス5台がみんなの来るのを待っていてくれました。
バスに乗り込むと久しぶりに会う懐かしい顔があちこちに見え、「おはよう」「オハヨウ!」の声が飛び交い賑やかな会話が始まっています。

 今日の集中登山は、群馬と長野の県境にある湯の丸高原一帯で6コース設定されています。その中で私が参加するのは「角間山コース」。
 浅間山系最北端の山で白樺と落葉松林が美しく、展望も良いとの紹介文にひかれて参加です。湯の丸山一帯は群馬県の花であるレンゲツツジの群落があり、6月中旬から下旬にかけて大きな花を付け、山全体がオレンジ色に染まることで有名なのです。私もその時期に一度訪れたことがありますが、それはそれは見事なものでした!!

登山準備中 まだ雨は落ちてきません 百番みちしるべ観音(第百番千手観音)

 登山口で支度をしているときは曇り空で、このまま一日もってくれればと願いながら出発しました。
でも願いかなわず、歩き始めて10分程でポツポツと雨粒が落ちてきたので、ちょうど雨宿りできそうな無人の建物の軒下で雨具を着たり、傘を出したりしてまた出発です。

 登山口の脇には「雪山讃歌の碑」とその謂れについて書かれた看板があったり、百番道しるべ観音の第百番、千手観音の像があり見学しました。
 登山道は落葉松林と白樺林のちょうど合間を抜けて行きます。
雨は合羽を着たかと思うと止み、脱ごうかと思うとまた降りといった塩梅でした。隣に見える湯の丸山の山頂は雲に隠れたまま姿を見せません。

雪山讃歌の碑(雪よ岩よ〜〜) ついに雨が・・・身支度をする 落葉松と白樺林を行く

 角間峠の東屋で休憩をとり、山頂に向かって歩き始めるころから雨は本降りになり、山頂では折角楽しみにしていた大展望は、来年のお楽しみになりました。三等三角点にタッチして片隅に震える名残のマツムシソウをカメラに収め、集合写真を撮る間もなく下山開始。

 角間峠の東屋でみんな肩を寄せ合い、雨をしのぎながら軽く昼食を摂ります。
それから一気に下山です。雨にぬれた登山道は泥んこの田んぼ状態、みんな転ばないようにひたすら足元だけを見て歩きました。そしてようやく無事に駐車場に到着。

白い幹が美しい 雲に隠れる湯の丸山頂方面 角間峠に到着(帰路ここで軽食)

 バスに乗り込みコンビニで買い出しをして、近くの公民館に向かいます。
全6コースの参加者が一堂に会し、久しぶりに会う会員同士の挨拶と近況報告で、待合所は賑やかでみんな良い笑顔でした。本部H氏の総括と会長の挨拶をお聞きし、解散です。あとは各バスごとに新潟駅南口を目指し、家路を急ぎます。

角間山山頂 マツムシソウの残り花 公民館で全体集会

 お天気には恵まれませんでしたが、山頂の三角点にタッチし、懐かしいおおぜいの会員の方々の元気な顔を拝見し、またこれからもそれぞれの山行でお会いしたいものだと思った一日でした。
集中登山にかかわった本部役員の方々、リーダーの方々、大変お世話になりました。有難うございました。(おわり)