会山行紀行文 11.10.26日(水) 
曇り
NO.124 
焼峰山・1086m
参加者
23名(男15・女8)
2052 M/T

                                  *画像の一部は、リーダーの1917 M/Sさんの提供です。        

≪コースタイム≫
 新潟駅南口7:00=加治川ダム登山口(8:45-9:00)〜袖ノ峰9:45〜ワシャグラ峰10:20〜師走峰11:05〜焼峰の頭11:50〜焼峰山山頂(12:05-12:40)〜遭難碑13:05〜水場13:20〜うぐいす平14:05〜滝谷登山口(15:00-15:30)=新潟駅南口17:05

 昨年は定員漏れでガッカリ、「今年こそ!」と楽しみにしていた焼峰山登山です。雨の予報が少し気がかりですが、総勢23名、元気に加治川ダム駐車場を出発。ダム湖畔より、先週会山行で登った俎倉山の姿が凛々しく見えています。

登山口のはしごを登り、コンクリート斜面を注意してトラバース。登山開始すぐに緊張です。今日の登りはなんか厳しそうだなぁ〜。案の定、階段あり、鎖ありの急登が続きます。
 リーダーに励まされて、ようやく袖ノ峰に着きました。でも、この急登の中をなめこ取採りにいそしむ強者も、さすがわが会です。

ダム湖畔から登山道が始まる 鎖場での順番待ち ようやく着いた袖ノ峰

苦労して登ったのに袖ノ峰からは、一気に下りです。「あ〜ぁ、もったいない!」、そしてとうとう雨足と風が強くなりカッパを着ることになりました。
 カッパの準備をしていると「なめこ!」という声です。急いで駆け付けましたが、ひと握りがやっと。なめこ争奪戦の輪からはみ出されてしまいました。迫力負けです。帰って食べたなめこのおいしかった事。ありがとうございました。

せっかく登ったのに、すぐに急降下 なめこ採り ワシャグラ峰

ワシャグラ峰(どんな意味?)、師走峰を過ぎた頃より、風が一段と強くなりガスで視界も悪くなってきましたが、赤や黄色の紅葉が幻想的、これもまた山の楽しみの一つです。

雨にぬれた紅葉の斜面 急坂登り ガスも時おり切れてきて・・・・

 焼峰の頭(かっち)へはまた急登です。焼峰の頭(かっち)の標高は1097m、焼峰山頂は1085.5mとこちらの方が高い、今日の最高点に立ちました。「山頂まで、あと10分」とリーダーの声、山頂まであと一息です。

細尾根の連続 師走峰 焼峰の頭への急登

S氏の「この先、馬の背かな、クジラの背かな?」の話しに、少し心配になったが、行ってみるとどうやらクジラの背のよう。安心して背をわたり山頂へ。
 期待していた展望はききませんでしたが、山頂に立てたことがとっても嬉しいです。ガスの中の記念写真、出来上がりが楽しみです。きっとぼかしが入り、美男美女ぞろいになりそうです。(笑い)

鎖場でもこの余裕 最高峰の焼峰の頭 クジラの背を渡り

みぞれ交じりの山頂は寒く、予定より早くの下山です。山頂からはすぐにトラロープを使っての急降下です。足元に注意しますが、よく滑ります。
 修蔵峰の遭難碑に着いた頃から、視界が効くようになってきました。後ろを振り返るとさっきまでいた焼峰の山頂、向かいには蒜場山が見えて来ました。紅葉した赤谷の山々がきれいです

寒かった山頂 山頂直下の急斜面 修蔵峰の遭難碑

またまたS氏に「下りの一番の難所だよ」と言われたザラ場を無事通過。この先もロープあり鎖ありの下りがしばらく続きましたが、ブナ林の紅葉がきれいで、それらを楽しみながらの下山となりました。次第に木々の紅葉が少なくなり、杉林の中の歩きとなり滝谷登山口に着きました。

紅葉の峰々 下りの難所 滝谷登山口に到着
 リーダー、係の皆様、ご一緒させて頂いた皆様方、ありがとうございました。
 お蔭さまで念願の焼峰山に行って来られました。
                 (おわり)










(山頂での集合写真)