会山行紀行文 11.09.15日(木)
〜19日(月・祝) 
NO.100 
大雪の山々・2290m
参加者
18名(男8・女10)
1833 M/N

                              *コースタイムと画像は、リーダーの1630 S/Oさんの提供です。                   

≪コースタイム≫
9/15(木)晴れ
新潟港10:30=(船中泊)
9/16(金)曇り強風
(船中泊)=小樽港4:30=旭岳ロ−プウェイ駅8:30=姿見駅9:00〜旭岳11:30〜姿見駅14:45=層雲峡温泉17:00(宿)
9/17(土)曇り強風
層雲峡5:00=銀泉台6:30〜赤岳(9:30-10:00)〜銀泉台12:15=旭岳温泉15:00(宿)
9/18(日)雨
旭岳温泉7:00=旭岳ロ−プウェイ駅7:10=姿見駅7:30〜沼の平12:00〜愛山渓温泉14:30=小樽港18:00=(船中泊)
9/19(月)曇り
(船中泊)=新潟港15:00

 大雪山は、標高2000メートル前後の山々の総称で、独立した山岳でないことを知ったのは4〜5年前のこと。大雪山国立公園の広がりは神奈川県の広さに匹敵し、渓谷や森林によって表大雪、十勝連峰、東大雪、北大雪の4つに分けられます。
 
今回は、表大雪の代表的な山で大雪山の最高峰・旭岳2290メートルと紅葉が美しい銀泉台〜沼の平を巡る山行です。
9月15日に新潟港初のフェリーで小樽港へ。翌早朝に小樽港へ到着です。

(9/16)
 初日は、雲が低く大雪山の中腹まで見えるだけ、旭岳ロープウエイ駅から姿見へ。霧の中の上りとなる。8合目くらいからは、風も強くなり始め9合目をすぎるころにはしばし立ち止まる状態。結局のところ、旭岳までで下山することに。
姿見池遊歩道(リンドウ) 姿見池遊歩道(草紅葉) 旭岳の噴煙

(9/17)
 2日目は銀泉台付近から紅葉がはじまり、ナナカマドの実は赤く、黄色や笹の緑がみごとに調和して美しい。登るにつれ天気は悪くなり、赤岳までで終了。昨夜の雨もどうやら上がった模様。
 赤岳の頂上は強風で吹き飛ばされそうでした。「この様子だと層雲峡のロ−プウエイも止まるかもしれない」と考え白雲岳、北海岳への縦走はここであきらめることとなる。
銀泉台登り口 銀泉台の紅葉はここから始まる 銀泉台の紅葉(チングルマの果穂)
エゾリス(1699M/Kさん撮影) 銀泉台(第1花園) 銀泉台(エゾのツガザクラ果穂)
 天候が悪いなかだけど、赤岳の登りでは時々陽が射してくれたし、紅葉もちょうど見頃でした。銀泉台は日本で一番早く紅葉が見られる所として有名です。日本列島の紅葉はここから始まるのです。
銀泉台(赤岳の登り) 銀泉台(駒草平) 銀泉台(赤岳の紅葉)
銀泉台の紅葉(第2花園) 銀泉台の紅葉(奥の平)

(9/18)
 3日目に期待するロープウエイからは、きれいな景色を眺めることができて皆さん元気いっぱいです。姿見の池では、頭をかくした
 旭岳が噴気をもうもうと吐き雄大な裾野をみせています。遠くには、トムラウシ山も見ることが。初雪にこそ会うことはできなかったが、風あり雨あり青空いっぱいと日本で一番はやい紅葉も楽しんだ大満足の山でした。
姿見池遊歩道(姿見平) ビウケナイ川の渡渉
奥の平は見事な紅葉です。♪あ〜かやきい〜ろ〜の♪〜と、歌声も飛び出しました。
 思い出の渡渉、沼の平コ−ス最大の難所ビウケナイ川は雨のせいか、水量が多く流が急で渡渉する場所を選ぶのに苦労しました。すれ違った数人はここで引き返した、私達はどうせ雨でビショビショなので濡れて行こうとジャブジャブと渡った。



 あまり天候には恵まれなかった今回の山行だったが、旭岳の雄大な景色や日本一早いと言われる紅葉を見ることもできて、北海道の大自然に触れた5日間の山旅となりました。
                   (おわり)









(赤岳山頂にて集合写真)