会山行紀行文 11.07.22日(金)
曇りのち晴れ
NO.70 八島ヶ原湿原と霧ヶ峰・1925m
参加者
17名(男8・女9)
1914 E/S

                    *画像は、リーダーの1342 T/Hさん、1709 Y/Nさんの提供です。  

≪コースタイム≫
 新潟駅南口4:50=八ヶ原湿原9:35〜物見岩10:40〜蝶々深山11:05〜車山乗越11:30〜車山々頂(11:50〜12:40)〜車山肩(13:05〜13:30)=白樺温泉入浴14:45=新潟駅南口19:05

 台風接近の為日程を2日遅らせて実施、その為に参加人員が少し減りました。定刻より少し早く新潟を出発、北陸道〜上信越道と乗り継ぎ、東部湯の丸インターで一般国道152号線に入り、白樺湖を通って八島ヶ原ビジターセンターに着く。
 此処までバスで4時間余り、今日は歩く時間よりバスに乗る時間が長くなります。センター前で準備の後、歩き始める。今日は子供達、それも女子児童、生徒が多く行列をなしている。その数は数百人。

八島ヶ原湿原と鷲ヶ峰 八島ヶ原湿原八島池 ヨツバヒヨドリ北

 八島ヶ原湿原は泥炭層の厚さ8メートルと言われ、日本最南端の高層湿原だそうです。木道を歩きながら湿原を眺める。ドーム状の気象観測の建物の有る、今日の最高地点「車山」が良く見える。途中鹿避けのゲートの扉を開け、全員通過後に又扉を閉めてから歩きだします。

北ア展望できなかった物見岩 ノアザミとヒョウモンチョウ エゾカワラナデシコ

 ゼブラ山への分岐を過ぎ、雨降りには歩き難そうな坂道を登って物見石に着く。途中に今人気の「ナデシコ」が赤紫の目立つ色で咲いていました。
 小休止の後「蝶々深山」を通り、滑りそうな道を滑らない様に気を付けながら下り、車山乗越に着く。右側の斜面にお目当ての「ニッコウキスゲ」の群生が有り、綺麗に咲いていました。でも鹿の食害により花は少ないそうです。キスゲは鹿の大好物だそうですが、人間は新芽を食べられないのかな?

ヤマホタルブクロ 学校登山で大賑わいの蝶々深山 ノハナショウブ
車山山頂気象レーダー(目的地) ウスユキソウ 車山乗越のニッコウキスゲ

 此処から車山の気象観測用の「ドーム」を目指し、此のコ−ス1の登りが始まる。少し登ると、登山道の左側上を「リフト」に乗った子供達がどんどん登って行きました。山頂は広く多数の人が居ても大丈夫。
 ”霧ヶ峰”は読んで字のごとく、霧が多く発生するそうです。今日は霧の発生は無いのですが、眺望はあまり良く無く、り−ダ−の話では、天気が良ければ、富士山、八ヶ岳、北、南、中央アルプスなど百名山の山々40座位は見えるそうです、残念!。

シナノキンバイ ニッコウキスゲ 山頂目指す中学生の学校登山

 此処で昼ご飯を食べ休んでいると、八島ヶ原湿原に居た子供達が続々到着し急に山頂は賑やかになる。車山を後にし広い登山道だが石がゴロゴロの歩き難い道を、車山肩まで下りる。
 途中女子中学性の集団とすれ違う、ワイワイガヤガヤと何と賑やかなこと!。

ニッコウキスゲ 車山山頂は学校登山で占拠 車山 肩は観光モード



 駐車場に着き、少し時間が有るので自由時間として近くのニッコウキスゲの群生地を散策し、途中白樺温泉「すずらんの湯」で汗を流してから、又、長い長いバスの旅。

 新潟には予定時間より約1時間位早く着きました。リ−ダ−を始め参加者の皆さん有難う御座いました。(おわり)






(車山山頂での集合写真)