会山行紀行文 | 10.10.16日(土) 晴れ |
NO.115 阿寺山・1509m |
参加者12名 (男2・女10) |
1427 H/N |
≪コースタイム≫ |
一旦沢に出たり、登山道に戻ったり…。竜~碑着8:05。ここは水場でもある。道はこの秋に整備されたばかりで切り倒された木々が道の両脇に積まれている。沢道に出ると赤いペンキでマーキングが付けられている。 林の中、緩急を繰り返し進んでいくとブナ林にでる。紅葉は未だ始まっていない。緩急と言っても緩は少なく、急が多いように思われる道。湿り気のある土、岩に苔が付いており足下に注意しながら歩く。歩幅を小さく、段差も小さく、走らない、蹴らない…等々を念頭に。長い雑木林、大きな朴の木の落ち葉、もみじの落ち葉が道を覆っている。要所、要所に赤いテープの目印が付いている。枝越しに八海山方面が僅かに見える。 長い登りが終わり、傾斜が緩んでくると阿寺山の標識がある。ユックリコースにしては予定よりかなり早く着いた。ここから少し下り、ザックを置いて山頂に向かう。10分近くで、三角点があり林に囲まれた(西面や南面から、晴れの日は中の岳や巻機山が見えるとか)狭い山頂に着く。残念ながらこの日は展望が利かない。「阿寺山」の看板は朽ちてボロボロ。ザック置き場に戻る。草紅葉して綺麗。北方へ伸びる五竜岳方面への縦走路を少し歩く。小さな池。池の中は水草で覆われている。周りは高い木があり、展望は360度とはいかず、数十度かも。ましてやこの日はガスっており全然ダメだった。 草の上に腰を下ろして昼食をとる。1人、登山者が来た。食事中、小雨が降ったが間もなく止んでホッとする。たっぷりと時間を掛け、たっぷりと食べる。集合写真に収まり下山開始。 カエリノミチがコワイ…。「滑り止め対策」に縄、編んだ紐などを靴に巻き付ける人あり。来た道を一歩、一歩、アワテナイ、アワテナイ…下る。途中、ムラサキシキブの実を見つける。足下にはツルアリドオシの赤い実。登山口の河原で靴を洗う。
|