会山行紀行文 | 10.10.12日(火) |
NO.TL41 志賀高原/芳ヶ平・2172m |
参加者23名 (男8・女15) |
1876 Y/K |
≪コースタイム≫ |
志賀高原スカイラインを通るときいつも上から眺めていて、一度は歩いてみたいと思っていた「芳が平」に、この度、会山行が計画され、しかも休みが一致したので参加しました。
高速道路を降りれば、バスは渋峠に向けてひたすら登ります。途中、二の池は紅葉真っ盛り、カメラマンが群れています。登るほどに空の青空部分は広がり、紅葉は色とりどりに鮮やかさを増していきます。渋峠はさほど車は込んでいなかった。トイレは向かいのホテルの中。有料ではないが募金制だ。気持ちの募金を入れて用を足す。
道は大きな案内柱の脇から始まる。今日のコースは、行きが下りで帰りが上りという普段の山登りとは異なる。案内柱からすぐに下り始める。平井リーダーの「ゆっくり歩くから」との言葉あり。自分にとってはちょうど良い早さだ。
目の粗い木道が現れ、一気に下ると芳が平の一角が見えてきました。「あー、ここか〜」と思わず声が出る 葦(よし)がきれいに色付いてさわやかに風になびいている。池塘は静かに周囲のお化粧を写している。 さて、昼食の頃からガスがかかってきた。せっかくの紅葉が・・・・と思うが、又、幽玄の世界にも誘われる。
腹も満たされたところで、みんなで記念写真を撮り、帰路に着く。
道は緩やかに右に左に上ってゆく。そのたびに振り返れば霧に晴れる芳が平の優美で伸びやかな原が見下ろせる。振り返り、振り返り名残を惜しみながら高度を上げる。周囲は一転し、荒涼たる火山の肌にボツボツと生えた植物が生きた証と赤や黄色に鮮やかに彩る。
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