会山行紀行文 | 10.10.9日(土) 曇りのち小雨 |
NO.109 安達太良山・1700m |
参加者22名 (男8・女14) |
2040 K/K |
*画像提供は、2040K/Kさんの他に、1626I/Nさん、2027I/Mさん、2077S/Sさんでした。
≪コースタイム≫ 新潟駅南口6:05=安田IC=猪苗代磐梯高原IC=沼尻登山口8:30〜分岐9:10〜胎内岩〜鉄山避難小屋11:10 〜12:00〜分岐〜安達太良山12:30〜13:00〜分岐〜船大明神13:15〜沼尻登山口15:20=湯郷布森山入浴16:30 =新潟駅南口18:45 |
30分ほど登ったと思われる頃、「沼尻登山口←→船明神コース」分岐の看板。私たちは、行きは沼尻コース(胎内岩・鉄山)、帰り船明神コースで沼ノ平噴火口をぐるっと一周します。
河原をしばらく登ったところで、念のため雨具に着替えました。だんだんごろごろと岩が出始め、あえぎあえぎの急登です。見上げると大岩が壁のように切り立っています。岩をぬって進むと、いよいよ胎内岩、岩くぐりです。「緊張するな〜」組と「おもしろそ〜」組と。リュックを担いでは入ることができないので、リュックをおろして前の人に受け取ってもらってやっと入ります。ひとりひとりメタボ検診〜みんなOK!
なおも岩の急登。「ここを頑張れば、あとは平らだから!」とリーダーのやさしい叱咤激励。ようやく平坦な道に出ましたがガスがかかってよく見えません。おまけに風も強くなってきました。ぼんやりと前方に奇妙なものが見えてきました。近づくとケルンの上にプロペラ。「石楠花の塔」といって墜落事故の慰霊碑のようです。しばらく平坦な道を進むと鉄山避難小屋に到着。赤いドアを開けるといいにおい!先客でいっぱいです。ようやく場所を空けてもらって、昼食タイム。温かいコーヒーのおいしかったこと!
この天気ではピストンで戻るのかと心配していたら、LLさんとの協議の結果、ここまでと同じ状況だから進みましょうとのこと。「ヤッター!」 鉄山から下り、後はわずかのアップダウンで稜線を進みました。ガスで周りが見えなく平坦なので「ここは、東京かな♪〜」などとおどける人も。
山頂に別れを告げ、分岐から船明神に向かって歩きます。風が強くて吹き飛ばされそう!!でもそのおかげでガスが吹き飛び、視界が開けました!沼ノ平の荒々しい大噴火口。まるで月世界のようです。登山口から少しづつ見えていた白い沼ノ平が、途中ガスで見えなくなり、ここで全容を見せてくれたのです。片や荒々しい月世界!反対は・・と見ると、安達太良山とその下に広がる樹林帯の紅葉!こうも対照的に見せてくれるなんて。沼ノ平の向こうには来る時の登山道と岩くぐりの岩稜が。
稜線から船大明神・障子が岩の岩場になり、途中池が出現しほっと一息。次第に紅葉の樹林帯に入ります。ここからは「下りの楽山会」本領発揮!木の根をつかみ泥だらけになりながら、すごい速さで下りました。
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