会山行紀行文 10.10.6日(水)
曇りのち小雨
NO.106  
三国岳・1644m
鏡山・1339m
参加者21名
(男9・女12)
1919 K/S

≪コースタイム≫
 新潟駅南口(5:00)=弥平四郎登山口(7:20)〜祓川山荘(7:35)〜十森水場(8:45) 〜松平峠(9:10)〜分岐(10:00)〜
 疣岩山(10:20)〜三 国 岳(11:00-11:40昼食)〜疣岩山(12:15)〜分岐(12:30)〜上の越(13:30)〜鏡山頂上(14:00-14:20)
 〜上の越(14:50)〜弥平四郎登山口(16:00)〜清川温泉(17:30-18:20)=新潟駅南口(19:30)

 ようやく薄明るくなりはじめた空のもと、21名を乗せたマイクロバスは弥平四郎登山口に向かいます。雨は降っていないもののどんよりとした曇り空です。
 飯豊連峰の東の端に位置する三国岳、弥平四郎登山口から飯豊本山に向かうコースにあります。更に三国岳から南に延びる稜線の鏡山、どちらも急坂と連続するアップダウンと長時間の歩行、なかなかタフな山です。
 登山口からほどなくの祓川山荘を過ぎると、道は段々嶮しくなり、松平峠あたりから紅葉も見られはじめました。
登山口から20分の祓川山荘 少しづつ紅葉が・・・ 息を切らせてやせ尾根を登ります
 疣岩山(いぼいわやま)に近ずくにつれて紅葉はますます深まり、喘ぎながら登る急登も癒されます。
疣岩分岐 見事な黄葉の中を登ります 鮮やかな赤に癒されます
 疣岩山直下のビューポイント獅子沼に寄るけど、待望の飯豊山はガスって見えず、見えたつもりで引き返します。それでも周りの紅葉は燃えるような朱色!!
獅子沼(ガスで展望は無し) 疣岩山の三角点 燃えるような紅葉の中を行く
 頂上付近は紅葉真っ盛り! その見事さに皆、歓声をあげて見入ります!
ガスの中の幻想的な紅葉 ガスの中に見え隠れする紅葉
 頂上の三国岳避難小屋前で記念撮影。素晴らしい紅葉に満足の笑顔いっぱいです。小屋の後ろ側でガスが少し晴れて飯豊の山が見えてきました。

 ランチタイムのあと、三国岳を後に鏡山に向かいます。
振り返って見る紅葉の素晴らしさ、21名 後ろ髪を引かれる思いで眺め
カメラのシャッターを! そして来た道を戻ります。 あの急な稜線を登って来たのです。
稜線の紅葉を振り返る 「あの急斜面を登ったのよ」 気持ちの良い登山道
 鏡山への道も素晴らしい紅葉でした。でも途中から雨が降り雨具を着た頂上となりました。 ”上ノ越”から弥平四朗登山口までの急な下りは雨に濡れた根っこの多い道で、滑り易くて大変でした。 無事に登山口に着いた時は本当にホッ!としました。
明るい黄色が見事です 鏡山山頂 急坂を下って、駐車場に到着!
 今年初めての素晴らしい紅葉!
晴れていれば飯豊が見え紅葉の色も一段と冴えたのでしょうが、ガスに煙る紅葉もまた情緒的で素敵なものでした。

 なかなか難儀な山でしたが、それだけに充実感というか達成感というか、幸せいっぱい の山歩きとなりました。 
 どこの紅葉を見ても暫くは、あの紅葉が頭から消えそうにありません。
 
 リーダーはじめ参加された会員のみなさま、素晴らしい山行有難うございました。    (おわり)



(三国岳避難小屋前での集合写真)