会山行紀行文 10.10.3日(日)
晴れ
(創立35周年記念登山)  
大里峠・487m
参加者16名
(男8・女8)
2011 Y/O

≪コースタイム≫
  新潟駅南口6:30−(パンク待機)6:52−若ブナスキー場駐車場8:35〜ログハウス8:52 〜お地蔵様9:10〜
  鉱山跡9:20〜古道入口9:27〜柄目木(茶屋跡)9:45〜大里峠10:25 〜10:30参拝〜昼食12:00−ブナ林11:43
 〜玉川林道終点12:15=玉川中学12:25 =玉川集落(12:40)=赤芝渓谷散策(13:00〜14:00)=
 関川温泉 (14:20〜15:20)=新潟駅南口(16:20)


 良寛さんも通ったという「十三峠」をいつか歩いてみたいと思っていた矢先、「創立35周年記念登山」で実現の好機を頂きました。大里峠は米沢街道の十三ある峠のひとつで、「たいしたもん蛇まつり」発祥の地でもあります。
 バスが新潟駅南口を離れてすぐ、タイヤがパンクするという椿事が発生しました。間もなく代車が到着し事なきを得ましたが、思い出の一こまです。

ハプニング(バスのパンクで待機) 大里峠入口 お地蔵様に安全祈願  

 わかぶな高原スキー場から、身支度を整えてスタートです。杉林の林道を進みます。立派なお社の「お地蔵様」に安全祈願をします。
「畑鉱山跡」のコンクリートの構造物が姿を現します。「この鉱山は銅を産出し、明治7年〜昭和20年まで続き最盛期には220人位が働いた」と、リーダーの説明がありました。

畑鉱山跡 沢沿いの登り スギヒラタケ

「畑鉱山跡」を過ぎると、間もなく古道に入ります。全員快調に歩き柄目木(ガラメキ)の峠の茶屋跡で休憩しました。(昔ここに茶屋があってお茶に団子で休んだのだろうか?、と往時を偲びました。)
むかご、スギヒラタケ、山栗などの、秋の恵みもあちらこちらに・・・・・。

柄目木(ガラメキ)茶屋跡     むかご 山グリ 

 予定より少し早く峠に到着しました。
頂上(487m)には「大里大明神」が祀られています、
リーダーが持参した御幣を捧げ、配られたお神酒を頂いてから全員で拍手(カシワデ)を打って参拝しました。三十五周年記念の集合写真撮影を済ませ、楽しい昼食です。

お神酒 御弊に柏手 4楽しい昼食

 天気は晴れて風は気持ちよく、ブナ林の往還を快調に下ります。昔この道を牛馬が唸り声をあげて登ってきたのだろうか?、と往時に思いを馳せました。
 玉川林道終点に到着です。辿ってきた峠を見上げ、案内板を見て余韻に浸ります。玉川集落を歩きます。集落は閑散としていました。過疎化が進んでいるのでしょうか。

下り道 大里峠案内板(玉川入口) 玉川集落風景
今回歩いたコース
大里峠・大里大明神前での記念撮影(リーダー1958T/J撮影) 玉川・下山口での集合写真(リーダー1958T/J撮影)
 刈払いのないヤブ道の下見から御幣やお神酒の手配まで、準備たいへんご苦労様でした。おかげで全員楽しく歩くことができました、リーダーさんありがとうございました。     (おわり)