会山行紀行文 10.10.2日(土)
晴れ
(創立35周年記念登山)  
未丈ヶ岳・1553m
参加者19名
(男7・女12)
2064 Y/S

≪コースタイム≫
  6:00新潟駅南口=7:05川口SA=小出IC=7:47泣沢避難口8:0510:00松の木ダオ〜未丈ヶ岳山頂
 (12:00-13:12)〜14:30松の木ダオ〜16:30泣沢避難口=
湯之谷交流センターユピオ(16:50-17:30
 =小出IC=19:10新潟駅南口


 天気は予報通りピーカンの快晴の中、定刻前に新潟駅を出発、一路魚沼路へと向かいました。

奥只見シルバーラインの長いトンネルの中、「銀山平7km」の標識を過ぎて少し進んだ左側に泣沢避難口の入口がありました。
 大きなシャッターを、側に置いてあった棒を使って押し上げてトンネルの外に出ます。出た所に駐車スペースがあり、未丈ヶ岳の登山口となっています。

各自準備を整え、爽やかな秋晴れの中を未丈ヶ岳山頂を目指して出発しました。

泣沢避難口

出発前の準備 頂上目指して出発

歩き始めて30分程すると、泣沢を3回徒渉し、その前後に鎖やロープの付けられた急斜面を登降します。特に三番目の沢幅が一番大きく、ガイドブックでは「登山靴を脱いで徒渉する」と書いてありましたが、今回は前日まで大雨が降ることもなく水量も比較的少なかったため、石伝いに徒渉することができました。

沢の徒渉@

沢の徒渉A

鎖場

黒又川出合に掛けられている鉄橋(下の沢を見ると、なかなかゾクゾクします)を渡り、ヘツリ気味の道を歩きます。暫く登ってほぼ中間点の974m地点に到着しました。ここからは、晴れ渡った青空の下、これから登っていく山頂稜線やどっしりとした越後三山や荒沢岳を間近に望むことができました。

974m地点で休憩

ら見た越後駒ヶ岳、中岳

頂上はもうすぐ

974m地点から少し下って松の木ダオを過ぎると、あとは頂上に向かってひたすらブナ林の中を登っていきます。天気が良く風もないため、夏山に登っているような感じで、汗が噴き出してきます。
 今年は夏の猛暑で紅葉も少し遅れているのか、頂上付近がやっと紅葉が始まった位で、本格的な紅葉が始まるのは1〜2週間後になるのではと思われます。

頂上近くの稜線@ 頂上近くの稜線A 山頂から見た燧ヶ岳

登山開始後ちょうど4時間ほどで頂上に到着しました。野上リーダーの少し抑えたペース配分が良く、全員無事に山頂に立つことができました。山頂からは360゚のパノラマが広がり、越後三山、荒沢岳、燧ヶ岳、会津朝日岳から粟ヶ岳まで見渡すことができました。
 山頂は笹藪に囲まれてあまり広くないため、少し藪こぎをして、東側の斜面へと移動します。ここには広々とした心地よい草原が広がっており、ポカポカと暖かい日差しの中で、楽しいランチタイムとなりました。
 昼食後、再び山頂に戻り、「新潟楽山会35周年記念登山」で持参した御幣とお神酒を供え、安全登山を祈願しました。山頂の青い空の下いただく御神酒もまた格別な味がします。山の神に感謝々々です。

草原をゆく 山々を眺めながらランチタイム 御神酒でカンパーイ!

予定よりも少し遅れて13:12に下山開始。時々山頂を振り返り、別れを惜しみながら下ります。

ダイモンジソウ ナナカマド ヤマウルシ?

山の秋の日は短く、午後4時を過ぎると薄暗くなってきます。木陰に流れる冷たい沢水で喉を潤し、登山の疲れを癒します。登山道脇にヤマブドウの実が成っていたのを他のメンバーが見付け、どれどれと口にします。生食では酸っぱいですが、ジュースにすると良いのだそうです。

ほぼ予定通りの16:30に登山口に到着。

湯之谷交流センターユピオの温泉でさっぱりと汗を流し、新潟へと戻ってきたのでした。









(山頂での集合写真)