〜〜新潟楽山会創立35周年記念登山〜〜
(10月2日) =====あ〜した天気になあ〜れ=====
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この一週間、頻繁にパソコンを開き“天気予報”を見るも3日は“曇りのち雨”漸く1日位から“午前中はもつかも”との期待を持たせてくれる予報に変わるも、2日銀山平に到着しても話題はやはり「明日天気になあ〜れ」。
素敵なログハウスに食事もお酒もそこそこに、早目の就寝。何せ明朝3:45集合なのだから、そして真面目に寝れば明日はきっと晴れるとの神頼みを込めて。
(宿泊した銀山平のログハウス) |
(10月3日) ====晴れを期待して暗闇の出発、そして晴れた!====
真っ暗なログハウスの駐車場に早々と全員集合、そして早目の出発。
何も見えず、幾度もクネクネと左右に曲がり、そしてガタガタと上下に揺れるバスに“車酔い”したメンバーは少なくなかった。そしてやっと到着した”中の岐”駐車場登山口は、未だ真っ暗闇。既に数台のマイクロバスが停まっていて、多くの登山者が準備に追われていた。
我々もバスのライトとヘッドライトの明りを頼りに登山準備に取り掛る。準備が整ってから、全員ヘッドランプの灯りを頼りに登山開始。
歩き始めて徐々に青い空が見えてくる「大丈夫、今日は晴れる!」、赤や黄色に染まった紅葉と青空がマッチする頃、宿から頂いた大きなオニギリを頬張り朝食休憩。梅干しと昆布だけのシンプルなオニギリだが、実に美味かった。
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バスの明かりで登山準備 |
登山道は暗くても空は明るく |
明るくなった登山道で朝食 |
登山路は比較的整備されているも、ひたすら高度を稼ぐ登りが続く。
漸く視界が広がり、“草紅葉”の草原にでると山頂が目の前に広がり、間もなく有名な奇岩“玉子石”に繋がる分岐路に辿り着く。ここでリュックを置き、空荷で“玉子石”見学へ。“玉子石”もさることながら、後方に見える地塘とのバランスがとても素晴らしい。
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ひたすら高度を稼ぐ登山道 |
分岐から玉子石に向かう木道 |
地塘で後方を固めた玉子石 |
再び分岐路に戻り、目の前にゆったりと広がる山頂を目指し“草紅葉”の湿地帯を歩くと、鷹の巣登山口から続く登山路と交わり、一登りすると“尾瀬燧ケ岳”が望める山頂に到着。
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幾度も足を止めて、広がる山容を楽しむ |
遠くに尾瀬燧ケ岳が見えてきた |
山頂から観る尾瀬燧ケ岳 |
山頂では“新潟楽山会創立35周年記念登山”の横幕を掲げ記念写真、そして記念の“御神酒”を全員で頂き35周年を祝う。
山頂付近からは“燧ケ岳”の他、“至仏山”“武尊山”“日光白根”“会津駒ヶ岳”“巻機山”“八海山”“中ノ岳”“荒沢岳”等が遠く観ることができた。特に“燧ケ岳”は9月に会山行で登った方々にとっては感慨深いものが。
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山頂を堪能した後、大きな地塘の“姫の池”へ。
優しい秋風を受けて、美しい紋様のさざ波が周りの草紅葉に映えていた。
リーダーから「この先に鷹の巣コースが見える見晴らしのいい場所があるよ」との情報から全員移動。左手に鷹の巣コースの長い尾根、そして正面に会津駒ヶ岳がどっしり、素晴らしい観飽きない展望を楽しむ。
名残り惜しくも、この場にずっと佇むことも叶わず下山開始。
途中またもやリーダーから「午後の玉子石も良いよ」との情報で、再び玉子石へ。 玉子石の後方を固めている地塘が、光の関係か深い緑色になっていた。
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リーダー自らメンバーに御神酒を |
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素晴らしい眺めをおかずに昼食 |
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さざ波、草紅葉の姫の池(後方が山頂) |
姫の池付近から鷹の巣コースの眺望を楽しむ |
名残り惜しくも下山の途に |
急こう配の登山路を一気に下山。
メンバーの健脚ぶりは、途中の沢で靴の泥を落とす時間が充分に持てる程。全員予定時間を大幅短縮し無事に下山。下山後、入浴の為に立ち寄った銀山平では、宿の女将さんが出迎え、美味しいレギュラーコーヒーを振舞ってくれた。
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途中の沢に掛かる橋、ここで靴洗い。 |
無事に下山、感謝感謝 |
下山後立ち寄った銀山平でコーヒーを頂く |
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新潟に向かうバスでは、記念登山に相応しい平ケ岳、そして天気、メンバー、そして何よりもこの山を熟知した情報を随所に提供して頂けたリーダーにと、惜しみない拍手が続いた。
(山頂での35周年記念写真)
集合写真の提供は、リーダーの1630 S/Oさんです。 |
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