会山行紀行文 10.9.23日(木)
      〜24日(金)
雨のち晴
NO.107  
加賀白山・2702m
参加者18名
(男11・女7)
1570 K/T

                                           *画像提供はリーダーの 1958T/ Jさんです。

≪コースタイム≫
23日 新潟駅(500== 北陸道==金沢西IC(839== 別当出合
10301050)〜
   中飯場(1115)〜 途中昼食(12151240
〜 甚之助小屋(1310)〜 黒ボコ岩(1442
   〜 室堂センター
1505(泊)
24日 室堂センター(600)〜 御前峰(705720)〜 お池めぐり〜室堂センター(850)〜
   黒ぼこ分岐(907)〜 殿が池小屋
935950)〜別当出合(1150== 白峰温泉
   (12451330
== 金沢西IC(1445== 新潟駅南口(1820


23日(木)
 登山口の”別当出合”では、早くも地元の高校生達が大勢出発準備をしています。前日からの雨が降り止まず、晴れるのを期待しながら”砂防新道”から登山を開始。
 トリカブトの花や不動滝などの、良い眺めが続きます。間もなく”中飯場”を過ぎ、ナナカマドの赤い実がとてもきれいに色が冴えています。

地元の高校生達の集団が、次から次へと走りながら登ってくる姿を目の当たりにし、その一途な姿に感動しました。また、若い人達のエネルギーをたくさん頂戴しました。元気をもらって、雨でも平気になれたのも不思議に思います。

別当出会の雨宿り 途中の風景(滝) 雨の中の昼食

砂防新道の登山道はたいへん歩きやすくて、室堂センター迄もう少しの黒ボコ岩に着きました。ここは観光新道との分岐、雨も小降りになりましたが気温が下がって肌寒く感じます。
 やがて、山容もはっきり見え出してきました。山肌は紅葉し、ハイマツやナナカマド、草モミジが迎えてくれて登りの苦しさも一気になくなり、元気に今晩の宿である室堂センターに到着しました。

 夕方の西の空は夕陽に明るく照らされ、さっそく広場でミーティングです。皆さんの自己紹介から始まり、いろいろな談話で時間の過ぎるのを忘れるくらいでした。
ハーモニカの演奏あり口笛あり、夕陽に美しい風景と共に、楽しい思い出です。

黒ボコ岩

急登を登りきる

夕陽に美しい山頂を望む
室堂より乗鞍岳を望む 室堂の夕日

24日(金)
 翌日は朝日と共に、青空の下を石段を登り2702mの白山頂上に着きました。
向こうには雲の上に北アルプスが姿を見せてくれ、その雄大さを堪能しました。
下山はガレ場からの冒険体験です。気をつけて下るお池巡り、途中に残雪もあり、花もチングルマ、ヤマハハコ、ツガザクラ、シシウド、マツムシソウ、リンドウと今の時期でもたくさん咲いていました。
白山神社奥宮(山頂) 山頂から穂高連峰を望む ナナカマド
白山神社前で集合写真 山頂での集合写真

 お池巡りを終えて、一旦室堂センターまで戻ってから下山の支度にかかります。
下山は黒”ボコ岩”から分岐を右に曲がり、”観光新道”にコースを取りました。しばらく下って、”殿が池小屋”で休憩、遠くの山々を眺めながら食事をしました。その後には急降下の下りが続きます。足元に注意をしながら、別当出会いへと戻りました。
 帰路は、白峰温泉でゆっくり疲れた体を癒して、無事に新潟へと帰ってきました。

岩場の急降下 弥陀ケ原を行く 無事下山

 帰路の車中は、二日間の感想やら意見、これから行きたい山々などなどで盛り上がりました。皆さんの活発な発言が大変勉強になりました。
リーダーさんはじめご一緒した皆様、大変お世話になりました。中身の濃い二日間でした。ありがとうございました。
                                    (おわり)