会山行紀行文 10.9.12日(日)
曇りのち雨
NO.96  
湯檜曽川・東黒沢/沢登り
参加者10名
(男7・女3)
1914 E/S

                          *画像とコースタイムは、リーダーの1862 Y/Iさんの提供でした。

≪コースタイム≫
  新潟5:00=川口SA6:00(集合)=土合(7:30−45)〜白毛門沢出合8:32〜東黒沢途中9:10〜白毛門沢出合9:36
  〜土合10:35=谷川温泉“湯テルメ・谷川”(11:00−13:00) 解散

 8月会山行の五頭・小倉沢に初参加して、沢歩きの素晴らしさに感動し今回の沢歩きにも参加しました。
乗用車3台で越後川口サービスエリアに集合、関越道を水上インターで下り土合橋駐車場まで行く。駐車場には既に20台くらいの車が有り、沢登りの身支度をした数グループが居ました。

 私たちも直ぐ身支度する。沢靴を履きハーネスを付け、ヘルメットをかぶると身の引き締まる思い。
リーダーからの説明、「沢の水や天候の状況によっては、目的地まで行かずに途中からの撤退も有ります」と、話が有りました。

 10人隊列を組んで出発。砂防ダムの堰堤から入渓。リーダーの話では下見の時より水量は少ないそうです。ゴロゴロの石の上やくるぶしまで位の水の中を歩く。
 ナメ状の小滝が次々と現れ、滑床状の上を滑らないよう気を付けながらも、気持良く歩く。次に20mのナメ状の”ハナゲの滝”。何とも言えないくらいに綺麗、この滝は水の流れの中を難なく登り、上で休憩しました。
入渓直後はゴーロ帯を歩きますが、やがてきれいなナメ小滝、ナメ床が続きます。
30分足らずで東黒沢名物“ハナゲの滝”に到着。

それにしても随分水量が減っています。
  この頃より雨が降り出すが雨具は付けない、どうせ沢水で濡れるから。此処からもナメ状の床が続き”白毛門沢の出合い”に着く。少し休憩する。ここにもナメ滝が有り滝壺は綺麗な水で、飛び込んで見たいような気持ちがする。
 メンバーで1番若い男性が腰くらいの所まで入る。ナメ床状を歩き続けると、今度は小さな”ゴルジュ”が現れ、入口はトロ状で少し深そう。

元気いっぱい、“ハナゲの滝”の右岸を登ります。
ポツポツと雨が落ちてきて岩が濡れてきました。

おっかなびっくりのトラバース。

 リーダーと何人かはトロに向かって水の中に入って行ったが、女性達の後を木につかまりながら巻く事にしました。残置のロープが有り安全を確認して渓へ下りる。対岸に移り滝の左を登る。 滝の上で休憩。
 雨も少し強くなり、増水すると危険なので、此処で”撤退”する事に成りました。リーダーから登りより下りが危険なので時間には余裕が有るから、急がないでゆっくり慎重に下りるようにと注意が有りました。
ほんの僅かな雨ですが降り止みません。

途中で引き返し、今度は沢の下りです。登りは何とも無くても下りは恐い。
ナメ滝の楽しみウオーターシュート、雪山の尻滑りを思い出しました。
 下りのナメ滝で、誰かが”ウオータースライダー”の様に滑って滝壺へドボーンと飛び込みました。天然のウオータースライダー、次々と皆が滑りました。私も真似して滝壺へドボーン!。 気持ちいい、首まで水に浸かり後は泳ぐ。
 下りに出て来るナメ滝を次々に滑りました。全身ずぶ濡れ、雨は降っているが感じない。
勇敢にも、清流を泳いで渡る猛者も居りました。
 “キャー助けて〜”ではありません。

歓喜の声を上げながら滑り落ちているのです。
 。途中のナメ滝で団体さんが「カッパkurabu」と書いた”ライフジャケット”を付けて滝滑りの講習を受けていました。沢下りもいよいよ最後。ハナゲの滝を下るのが大変、登りは水の流れて居る所を難なく登れたのに、岩が逆層なので滑りやすい。
 水の流れて居ない滝の横を、木や岩につかまりながら慎重に下りました。
 いよいよ終盤、“ハナゲの滝”を下ります。
ホッと一息、記念撮影です。

登る前と違って岩が雨で濡れているのが分かりますか?。

 駐車場に着き、靴やハーネスを外して濡れた衣服のまま車に乗りコム。谷川温泉「湯テルメ谷川」に行き、入浴してから着替える事に。水に浸かった身体に温泉は気持ち良かったです。
 その後休憩室でお昼を食べ少し雑談をして解散、3台の車に分乗して帰りました。
リーダーを始め、各係りの人、参加メンバーの人、楽しい沢歩きが出来て有難う御座いました。            (おわり)