会山行紀行文 10.8.9日(月) NO.88  
八方尾根・丸山ケルン
参加者14名
(男7・女7)
2013 A/A

                                *コースタイムと画像提供は、リーダーの1343T/ Hさんです。

コースタイム≫
 新潟駅南口6:00=八方ゴンドラ駅(9:15-9:25)=ゴンドラ・リフト=八方池山荘10:00
八方池11:00〜丸山ケルン(12:30-12:40)扇雪渓(13:00-13:25八方池(14:10-14:20)
八方池山荘(15:15-15:45)=ゴンドラ・リフト=八方ゴンドラ駅16:00=(入浴)=新潟駅南口20:40

 夏山の経験はないが、山行コース案内の「唐松岳」に「北ア北部入門に最適な山です」に惹かれたが、クラスが上であるので途中までの「八方尾根」に参加を希望した。「八方尾根」といえばスキー場のイメージしか思い浮かばないが、登山地図を見ると八方尾根〜唐松岳〜白馬三山ルートがあることを知る。

 八方駅に到着した時の天候は晴れであったが、リーダーの説明では、当日の気象予報は、午後3時頃から雨とのこと。八方駅でゴンドラ及び2ルート分のリフト乗車券をリーダーから受領し、八方池山荘に向けてリフトに乗車する。リフトの乗り継ぎで高度が上がると天候は曇りとなり周囲の眺望はなくなるが、リフトの足もとには、名前は知らないが何種類かの高山植物が咲きみだれている。

マツムシソウ ハクサンタイゲキ チングルマ

 八方池山荘に到着、「唐松岳」斑の後から登山開始、八方池まではお花畑の木道ルートを進むが、登山道は、両脇に高山植物の色々な花と中高年の観光旅行者の登る人、降りて来る人と大変なにぎわいである。
 稜線を歩き第3ケルンを過ぎたところで、曇っているが右眼下に八方池が確認できる。リーダーから下山時に八方池周辺を散策するとの説明があった。

オヤマリンドウ ハクサンシャジン ヤナギラン

 八方池を過ぎると登山者・観光客も少なくなくなったが、両脇の花の種類は多くなってきた。メンバーから花の名前を教えてもらっても10歩すると忘れてしまうがきれいな花の印象は忘れてはいない。
 途中にダケカンバの大きな木があり、高山にあってはめずらしいと感じた。登山道の左の沢に雪渓が見えてきた。「扇雪渓」とのこと、雪渓で休憩をとる。リーダーから雪渓の上が丸山ケルンとの説明を聞き、今日の目的地にあと一息。

ハッポウワレモコウ イワショウブ 八方池のお花畑

丸山ケルン近くに咲いていたチングルマの白い花と、咲き終わった跡の髭の花が印象的である。丸山ケルンからの眺望は曇っており残念である。リーダーから晴れた時の眺望のすばらしさの説明があった。
 昼食は「扇雪渓」で済ませ、サブリーダーから、下山時の靴紐の結び強弱やストックの使用方法のアドバイスをいただき、八方池まで来た道をもどる。

ユキワリソウ シモツケソウ 八方池山荘に向かって木道を下る

八方池に到着すると雲の切れ目があり、記念写真や高山植物の写真撮影で自由時間を過ごし、満開の高山植物を見ながら八方池山荘に向けて下山する。八方池山荘に到着後、天候は予報どおり雨となった。
 唐松岳コース組の下山を確認後、ゴンドラに乗車すると眼下に絵本に描かれた典型的な虹橋が鮮明に見え感動する。 

【感想】

・初めての夏山、「八方尾根」に引率していただいたリーダー・サブリーダーに敬意と感謝をいたします。

・丸山ケルン2420mまででしたが、発汗も少なく爽やかで夏山の魅力を体験しました。

・名前は憶えられないが、高山植物の多さと花の美しさに感動しました。



(八方池にて全員集合!)