会山行紀行文 | 10.7.22日(木) 晴れ |
NO.77 (福島) 流石山(さすがやま)・1813m |
参加者35名 (男18・女17) |
2075 K/N 2076 A/N |
≪コースタイム≫ 新潟駅南口6:05=新鶴PA7:55=林道P(9:30-9:50)〜ゲート10:00〜大峠10:50〜流石山(12:15-13:10) 〜大峠14:05〜林道P(14:55-15:10)=新鶴PA17:10=阿賀SA=新潟駅南口18:50 |
今年の3月にDランクで入会。今回の山行参加7回目で私たちにとって”Cコース”への初挑戦となった。「山行コース案内」での、”夏は花畑が美しい、写真を撮りながらゆっくりと歩きます・・・”の、流石山の山行紹介文に惹かれ、参加を希望する。
いよいよ当日の朝。このところ連日の猛暑が続いているが、当日も最高気温34〜35℃の予報。こんな状況で全くの初心者である私たちが、皆さんに迷惑をかけることなく登りきることが出来るだろうか・・・?、という一抹の不安と緊張の中、出発。
集合場所のバスには、もう既に皆さん席についておられる。 「おはようございます、よろしくお願いします」と、小さな声で言いながらバスの奥のほうへ。 やはり精悍な感じの男性が目に付く。
”ああ・・・やっぱり・・・違う。まだ私達の来る場所ではなかったのか?・・”と、少し心細さを感じる。>
しかし、バスが山に入って行き車窓の風景がどんどん変化していくに連れ、自然といろんな不安が消えている自分に気づく。そして、いよいよ登山開始。その前にリーダーの掛け声で、全員一緒の準備体操。統制がとれていて感心する。 私達6班は、最後からのスタートとなる。これが私たちにとってはとても良かった。LLが私達が山登り初心者であるということを知って、山登りの基本のノウハウ(疲れたときの呼吸法・前の人との距離のとり方・歩幅や足の使い方など)をいろいろ教えていただいた。
やはり、実践の山登りの中で、その場で一つ一つ教えていただくことはとてもインパクトがあり、納得できることを実感する。
いよいよ大峠から、一気に360度の視界が広がる。目前には雄々しい山々が連なり、足元やそこから広がる裾野にはたくさんの高山植物の花々が咲き乱れている。”さすが花の山!” もう感激の一言。以前行った礼文島を彷彿させてくれる。
尾根に咲くニッコウキスゲ | ギボウシ | シャジン |
山に咲く花はどうしてみんな楚々として可憐で、より愛おしく感じるのか。
そして更に山からの贈り物”風”である。汗だくになりながら一生懸命歩く私達の疲れを、一瞬にして吹き飛ばしてくれるこの清涼感あふれる”風”の、なんと気持ちのよいことか!。
一緒におられた一人の方が、「この風を袋に入れて持っていきたいな〜」と言っておられたが、全くその通りと思った。
今回の流石山は、私達にとって初めての”Cコース”への挑戦でしたが、写真を撮りながらの楽しい山登りであったこと。 リーダーをはじめとする大先輩からの適切なアドバイスが受けられたこと。 また花の名前を教えてくだっさたり、持参のご馳走を分けてくださった方々とのふれあいの中で無事行って来ることが出来ました。 そしてなによりも、Dランクの私達二人を快く迎えて下さったリーダーに対し本当に感謝申し上げます。登山途中にも気に掛けていただき、声を掛けていただいたことが、どんなにか心強かったことかわかりません。 満足度150パーセントのCコースの山行でした。でもこの感動や満足感は、山行に参加しなければ味わえないことも痛感しました。 今後も皆様とご一緒の山行に参加できますように、体力づくりに少しずつ精進していこうと思います。 本当にたくさんの感動をありがとうございました。 (おわり) |
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第1班・山頂にて集合写真 | |
第2班・山頂にて集合写真 |