会山行紀行文 10.7.18日(日)
     〜19日(月)
晴れ
NO.75  
燕岳・2763m
参加者15名
(男7・女8)
1507 N/O

≪コースタイム≫
7月18() 新潟駅南口600=豊科IC9;25=中房温泉登山口(10:28-10:37)〜第ニベンチ昼食
11:45-12:10)
       
〜合戦小屋14:05〜燕山荘15:15(泊)

7月19() 燕山荘4:35〜燕岳5:00〜燕山荘(朝食)〜出発6:50〜中房温泉登山口9:56有明荘入浴11:15
       =安曇野スイス村昼食=豊科IC=新潟駅南口1610

会山行「燕岳」に参加してきました。当初の年間計画では他の山でしたが、徳本小屋改築による新装開店が間に合わずに、「燕岳」に変更となったのでした。
 個人的には燕岳には過去2回行っているので、「今回は良いかな〜〜」などと思っていました。が、Kリーダーに「参加者が少ない〜〜」と言われ、昨今、平日の泊まり山行が多い中、珍しく日・祝日の山行なので、参加させて頂くことにしました。
 
結論から言わせて頂くと、過去2回くらい行ったからと言って、今回は今までに、というか「燕岳界隈」では最高の恵まれた展望、天気だったのではないかと思われるほどでした。何度か行った山でも、再度、再々と行っても、決して、同じ感慨ではないのだと、今更にして認識しました。

豊科ICを下りてから、ドライバーさんの道迷い(?)により、少々時間ロスがありましたが、無事に中房温泉登山口に到着。が、県道327号「槍ヶ岳矢村線」はカーブ多く、擦れ違い困難な道で、登る車、下りる車のすれ違いで、少々手間取りました。
 登山口で身支度を整え出発。リーダーの優しい計らいで、速足のリーダー自身が先頭を歩くと全体のスピードが速くなり過ぎるのでと、私に先頭が任されました。

此処「合戦尾根」は「北アルプス三大急登」と言われ、中房温泉1450m⇒合戦小屋2380m⇒燕山荘2710m⇒燕岳2763m と標高差は、日帰りするとなると、キツイです。が、合戦小屋までの間には第一、第二、第三ベンチ、富士見ベンチと疲れたなぁ〜〜と思う頃に休憩所があり、登山道は整備され、ゆっくり登りさえすれば「急登」に怖れをなすことはないのです。 
 第二ベンチで昼食。お腹がいっぱいになってからの登りは少々キツイものがあります(――;)

 合戦小屋で名物のスイカを食べています。これは帰りの写真で、ほぼ全員が往にも復にも食べました。

頑張って先頭を歩いてきましたが、富士見ベンチからは、ド〜〜ンと疲れが出たのでしょうか・・・脚が重くなってしまい、リーダーに先頭を代わって頂きました。 

 燕山荘に着くと、外のテラス、中の喫茶室、玄関とどこも人、人、人・・・で満員です。私達の部屋は、奥の又奥の別館2階(3階?)の迷路のような奥まった場所でした。寝場所を確保してからは、テラス、次には喫茶室に場所を変え、生ビールで乾杯!外へ出れば夕日に槍ヶ岳がツン!と聳えています。

夕日に映える槍ヶ岳
  (Kリーダーからの写真提供
陽は沈む直前の槍ヶ岳

燕岳方面。
皆、外へ出て稜線に魅入っています。

今夜の宿泊客数は600名とも言われ、夕食は3回転。私達は最後の順番でした。

 通常ですと夕食後に食堂で行われる赤沼オーナーのアルプスホルンの演奏&お話も、大勢の為、食事の合間に行われました。

さて、一夜明けました。今日も絶好のお天気です。早速、外に出て、ご来光と展望を楽しみます。

朝一番、4時40分の槍ヶ岳 朝食前に燕岳を目指しました。
ハイマツの緑、白砂、奇岩の配列が美しい!
南アルプス連峰、八ヶ岳連峰を従えて富士山
名前の通り、菅笠を被ったような「笠ケ岳」 何回撮っても飽きない、槍と穂高連峰
コマクサは群生とはいきませんでした。植生保護の為、ロープが張られて守られています。
Kリーダーの提供写真

北アルプス表銀座縦走の起点としての燕岳。グルリ360度の展望は、北・南アルプス、志賀高原、八ヶ岳、富士山と眺めていて飽きず、4歳の幼児から80歳の高齢者まで、温かく迎えてくれる玄関口の山なのだと思いました。

又、季節を替えて訪れたいと思いながら中房温泉口に下山。

 国民宿舎「有明荘」で汗を流し、「スイス村」で上高地ラーメンを食べ、早々と新潟帰着でした。

今回、私は花の写真が全て失敗でした。
花モードにして撮ったのですが・・・ピンボケで此処に提供することが出来ませんでした。
                 (おわり)