会山行紀行文 | 10.7.18日(日) 〜19日(月) 晴れ |
NO.75 燕岳・2763m |
参加者15名 (男7・女8) |
1507 N/O |
≪コースタイム≫ |
会山行「燕岳」に参加してきました。当初の年間計画では他の山でしたが、徳本小屋改築による新装開店が間に合わずに、「燕岳」に変更となったのでした。
個人的には燕岳には過去2回行っているので、「今回は良いかな〜〜」などと思っていました。が、Kリーダーに「参加者が少ない〜〜」と言われ、昨今、平日の泊まり山行が多い中、珍しく日・祝日の山行なので、参加させて頂くことにしました。
結論から言わせて頂くと、過去2回くらい行ったからと言って、今回は今までに、というか「燕岳界隈」では最高の恵まれた展望、天気だったのではないかと思われるほどでした。何度か行った山でも、再度、再々と行っても、決して、同じ感慨ではないのだと、今更にして認識しました。
豊科ICを下りてから、ドライバーさんの道迷い(?)により、少々時間ロスがありましたが、無事に中房温泉登山口に到着。が、県道327号「槍ヶ岳矢村線」はカーブ多く、擦れ違い困難な道で、登る車、下りる車のすれ違いで、少々手間取りました。
登山口で身支度を整え出発。リーダーの優しい計らいで、速足のリーダー自身が先頭を歩くと全体のスピードが速くなり過ぎるのでと、私に先頭が任されました。
此処「合戦尾根」は「北アルプス三大急登」と言われ、中房温泉1450m⇒合戦小屋2380m⇒燕山荘2710m⇒燕岳2763m と標高差は、日帰りするとなると、キツイです。が、合戦小屋までの間には第一、第二、第三ベンチ、富士見ベンチと疲れたなぁ〜〜と思う頃に休憩所があり、登山道は整備され、ゆっくり登りさえすれば「急登」に怖れをなすことはないのです。
第二ベンチで昼食。お腹がいっぱいになってからの登りは少々キツイものがあります(――;)
合戦小屋で名物のスイカを食べています。これは帰りの写真で、ほぼ全員が往にも復にも食べました。 頑張って先頭を歩いてきましたが、富士見ベンチからは、ド〜〜ンと疲れが出たのでしょうか・・・脚が重くなってしまい、リーダーに先頭を代わって頂きました。
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燕山荘に着くと、外のテラス、中の喫茶室、玄関とどこも人、人、人・・・で満員です。私達の部屋は、奥の又奥の別館2階(3階?)の迷路のような奥まった場所でした。寝場所を確保してからは、テラス、次には喫茶室に場所を変え、生ビールで乾杯!外へ出れば夕日に槍ヶ岳がツン!と聳えています。
夕日に映える槍ヶ岳 (Kリーダーからの写真提供) |
陽は沈む直前の槍ヶ岳 |
燕岳方面。 |
今夜の宿泊客数は600名とも言われ、夕食は3回転。私達は最後の順番でした。 |
さて、一夜明けました。今日も絶好のお天気です。早速、外に出て、ご来光と展望を楽しみます。
朝一番、4時40分の槍ヶ岳 | 朝食前に燕岳を目指しました。
ハイマツの緑、白砂、奇岩の配列が美しい!
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南アルプス連峰、八ヶ岳連峰を従えて富士山 |
名前の通り、菅笠を被ったような「笠ケ岳」 | 何回撮っても飽きない、槍と穂高連峰 |
コマクサは群生とはいきませんでした。植生保護の為、ロープが張られて守られています。
Kリーダーの提供写真 |
北アルプス表銀座縦走の起点としての燕岳。グルリ360度の展望は、北・南アルプス、志賀高原、八ヶ岳、富士山と眺めていて飽きず、4歳の幼児から80歳の高齢者まで、温かく迎えてくれる玄関口の山なのだと思いました。
又、季節を替えて訪れたいと思いながら中房温泉口に下山。 今回、私は花の写真が全て失敗でした。 |