会山行紀行文 10.6.26(土)
〜27日(日)
NO.62  
森吉山と滝巡り・1454m
参加者20名
(男9・女11)
1492 S/Y

≪コースタイム≫
26日(土) 新潟駅南口発6:05=盛岡IO11:30=国道46号線鳥獣センター着14:35〜桃洞の滝着15:50
        鳥獣センター発17:20=そま温泉17:45 (泊)
 27日(日) そま温泉発7:00=安の滝入り口着8:20〜安の滝着8:55〜安の滝入り口着9:40=阿仁ゴンドラ駅
        着10:40−−ゴンドラ駅終点着11:10〜頂上着12:30(途中 稚児平にて昼食)〜ゴンドラ駅着14:30
        =盛岡IC17:00=新潟駅南着22:15 

【26日】

 行楽のシーズンとて、新潟駅南口はバス、バスで一杯。その中に大きな荷物でどこかで見たお顔の中ノ岳・駒ヶ岳縦走組、地蔵岳へのファイト組、蓼科へのツアー客ありの大盛況。我が森吉組だってそれなりにいきいきしている。
 時刻きっちりスタート。長ーい長ーいバスの旅が始まる。

 3回のトイレタイムの後、ようやく盛岡ICへ。その後国道46号線を走る。雫石”あねっこ道の駅”に着き、やれやれお昼かと思いきやダメ。遠いので車中で食べることとなる。
 左に静かな田沢湖 右に秀麗な秋田駒を見つつ走る、走る。水の殆んど無い涸れ森吉ダムを見ながら走るが、対向車の少ないことはチョイ淋しい。
 実に乗車時間8時間30分。ようやく鳥獣センターに到着。ドライバーさん皆さんお疲れ様。それにしてもこんな山奥にすばらしい建物を建てる日本は金持ちなのかな〜?

桃洞の滝へスタート 見よ! 桃洞の滝

 すがすがしいブナ林の中、せせらぎの音、幾種類かの鳥の声に疲れもどこかへ。有名なアカゲラの姿も想像しながら4.2km1時間歩く。ド、ド、ド、どうだ!見たかッ!「昔の地元の方は見せたくない滝と言っておられたとか。ところが人というものは、見せないと言われると見たくなるもので、、、」とは鳥獣センターの係りの方のお話でした。
今回は特別写真でお見せいたします。その名も”桃洞の滝”(^^ゞと申します。

満足気な顔顔、顔・・・・・・ 秘湯中の秘湯「杣温泉」

 フフーンとたっぷり鑑賞して再び鳥獣センターへ戻る。本日の宿「そま」温泉へ。”杣温泉”・・・・木へんに山を右に書き「そま」と読む。吾がパソコンではいうことをきかない字である。秘湯にたっぷりつかり、山菜三昧の夕食に満足、満足。一日終了。

【27日】
 いよいよ今日は森吉山へ向かう。朝7時に出発して先ず゛安の滝゛へ向かう。この滝はその名の示すごとく安らかーなスッキリとした滝である。上段60m下段30mの流れが気持ちよい。さすが”日本の滝百選”に選ばれることはある。

安の滝 ゴゼンタチバナ シラネアオイの群落


 阿仁ゴンドラで森吉山へ向かう。歩けば3時間はかかるところ1時間15分で頂上へ着く。先ずはゴゼンタチバナで迎えられ、アカモノ、ウラジロヨウラク、チングルマ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、ニッコウキスゲ,モミジカラマツ、ズダヤクシュ、ハクサンチドリ等々、ことにシラネアオイの白に出会えたこと、ハクサンチドリの濃い紫には目を惹かれた。そうそう下山の折ハクサンシャクナゲを見ることができたこと、かわいいヒナザクラの可憐さも忘れられない。
 かの田中澄枝さんが著書「花の百名山」でこの山の名を上げることには頷くことができた。 

白のシラネアオイ ずらり並んだチングルマ 色鮮やかハクサンチドリ 
やさしい森吉山  見送るニッコーキスゲ
マイナスイオン一杯! ”安の滝”にて

 あとは新潟へと帰るのみ。
またまた8時間からのバスの旅である。だんだん気がもめてきたのか、リーダーさんからトイレタイムも「すみやかに」というご注意が発せられ、全員いそいそと乗り込む。
 
 それでもドライバーさんのご努力で、22時15分には新潟到着であった。皆んなで「さすが!」と喜んだことでした。

 全員無事で帰ることができたのは、リーダーさんと皆さんのお陰と感謝しております。
又、楽しくお会いしたいものと念じております。お天気にも大降りされず、すべてに感謝、感謝。
                             (おわり)