会山行紀行文 10.5.22(土)
 
快晴
NO.39  
二王子岳・1420m
参加者26名
(男11・女15)
2070 S/F

≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=二王子神社(7:10〜30)〜3合目(8:35)〜油こぼし(10:25)
〜山頂(11:15〜12:20)〜水芭蕉群生地(14:10)〜二王子神社(15:05〜15:15)=新潟駅南口(16:20)

 小生、今年の山歩き(会山行+個人山行)の天気は今のところ15勝1負と圧倒的に晴れに恵まれており今回も朝の内の霧も取れ快晴の登山日和でした。あこがれの飯豊連峰が観えるかも?との期待と初めての二王子岳での不安が過りつつも、素晴らしい快晴と、幾度も下見をされた坂下リーダーはじめ、二王子岳の主、五十嵐さんや経験豊富なメンバー各位により素晴らしい山行きを堪能できました。
 
 狭い林道を走り辿り着いた二王子神社駐車場は既に多くの車が停まっており、人気の高さが伺えました。登山準備の後、リーダーからの注意事項と新人紹介等があり略予定時刻に出発。緩やかな登りでウォームアップ?後直ぐに急な登りに入り、ひと汗かいたころ“おいろ直し”“特急通過待ち”を兼ねた立ち休憩。新緑に冷やされた風がとても気持ち良い。
二王子神社に道中の安全を祈願 二王子神社境内でのリーダー訓示 一合目付近での“お色直し”と“特急通過待ち”
4合目付近から登山路に残雪が現れ、その後頂上までは殆ど雪道の登山となったが、一部を除きとても歩き易く快適な登山を味わった。難所と呼ばれる「油こぼし」も階段状に踏みしめられ難なく通過。まもなく見晴らしの良い峰に立ち素晴らしい眺望、遠くにオレンジ色の山頂避難小屋が見えてくる。ここまでくると今までの難儀感は吹っ飛び、確実に近づいてくる山頂や素晴らしい眺望から軽やかなステップで前に進むことが出来た。
四合目半付近の雪斜面 五合目付近の雪斜面を上がり「ホッ!」 油こぼしの急斜面を登る
  山頂は360度大パノラマで特に飯豊連峰には強く感動させられました。しかし、山頂には他の登山者が多くメンバー全員腰を下ろすこともままならない為、グループ毎の記念写真を撮影後、山頂脇の広い雪原で飯豊連峰を眺めながらゆっくりと昼食をとりました。
七合目の大雪原での休憩
オレンジの山頂避難小屋(左)が見えてきた 9合目を過ぎて山頂はもうすぐ
山頂の景色を堪能した後、後ろ髪を引かれる様な思いで下山開始、途中難所の「油こぼし」の雪斜面では多くのメンバーは慎重に降りられましたが、少し慎重さに欠ける小生は靴スキーのごとく楽しく滑り下りました。
飯豊連峰を観ながら山頂での昼食
後ろ髪引かれての下山 水芭蕉の群生(誰だ?水場所と勘違いは)
 下山途中、「ミズバ……ヲ観ニイキマショウ」とのリーダーの声に、水場?と思いつつ空ペットボトルを持って後についていくと、なんと一面の「水芭蕉の群生地」。「水芭蕉を観に行きましょう」だったんですね。そそっかしい自分に赤面してしまいました。
帰り支度「ご苦労様でした」 登山路で見つけて草花の一部








 予定通りに全員怪我もなく二王子神社に戻ってきて、冷たい水で顔を洗い、リーダーやメンバーと感謝の握手。

本当に素晴らしい二王子岳山行でした。ありがとうございました。
 
       (おわり)