会山行紀行文 | 09.09.27(日) | NO.93 信州黒姫山・2053m | 参加者22名 (男性13:女性9) |
1802 K/O |
*写真の提供は1342 T/Hさんです。
≪コースタイム≫ 新潟駅南口5:30=信濃町IC7:30―種池登山口8:00―古池8:30―新道分岐9:30― しらたま平11:00―黒姫山(11:45〜12:30)―峰の大池13:10―黒姫乗越14:05― 姫見台15:05―黒姫スキー場16:20=新潟駅南口7:15 |
今回はランクを1つ上げて参加。参加者は22名で男性もベテランも多く参加しているので、ついて行けるか心配でしたが挑戦することにしました。信濃町インターを降りて30分足らずで種池登山口に着きました。
静かな古池 | しなの木で一服 |
登山口から唐松林が続き、林床は笹で埋まっている中を30分ほど歩くと、すばらしい眺望の古池に着きました。今日は黒姫山に雲がかかり、逆さ黒姫は見られませんでしたが、緑の中にところどころ真っ赤な紅葉、ダケカンバの白い木が池に映り、まるで絵を見ているようでした。
古池を半周し、登山道の樹林の中を行くと段々登りが急になってきたので、「ここが急登の場所か?」と聞くと、まだ先ということで、先が思いやられました。新道分岐からは急な登りが続き、回りの景色を見る余裕はなかったけれど、休憩時に見るブナ、唐松の中の黄色、黄緑、オレンジ、真紅の紅葉のグラディーションが見事でした。急登の割にはリーダーの休憩のタイミングがよく、あまり疲れを感じずに登ることができました。やっと尾根に出ると涼しい秋風が気持ちよかったです。
竜胆(リンドウ・長野県花) | しらたま平にて(法螺貝吹く) |
しらたま平は360度のパノラマの眺めは最高でした。ほら貝を吹く人がいて、霊験厳かな雰囲気がありました。”しらたま”という植物があり、その実を食べてみるとメンソレタームの味で、口の中がスースーし不思議な味でした。紅葉の真っ盛りの中、周りの山々を見ながら尾根を行き、最後の岩と紅葉の間を縫うように急な坂を登ると頂上に着きました。残念ながら周りの山は雲で隠れて見えませんでしたが、達成感でいっぱいでした。
山頂へ向かう(1) | 山頂へ向かう(2) |
山頂集合写真 | 峰の大池 |
頂上ではビールで乾杯。疲れが吹っ飛んでしまいました。予定より早く着いたのでゆったり休憩し、12:30に下山開始。下りは急な岩場を降り、峰の大池に立ち寄り、黒姫と大蛇が遊んだと言われた七つ池に着きました。山に囲まれた広大な庭園の様でした。
緑の中に黄色、赤の紅葉が日に当たり色鮮やかでした。池といっても水は無く、水があったらもっと素晴しかったのではないかと思われました。
七ッ池と紅葉 | 七ッ池 (1) |
七ッ池 (2) | スキー場に向かって |
黒姫乗越、姫見台までは急な岩混じりの下りで、途中岩穴で光ゴケを見ながら、滑らないようにただひたすら降りました。黒姫スキー場では、Cクラスならリフトで降りるだろうなと思いながら、ススキ、リンドウの咲く秋の高原を下りました。急なゲレンデを降るときは膝が笑いそうでしたが、後から来たベテランに降りるときの足の使い方を教えてもらい勉強になりました。
今日はリーダーの歩くペースが合っていたのかバテることなく、落伍者もなく無事下山することが出来、自信がつきました。これもリーダーはじめ班長、SL,LLのおかげと感謝いたします。帰りのバスの中の宴会も盛り上がり、楽しく帰路に着くことができました。 (おわり)