会山行紀行文 09.09.06(日)〜
        07(月)
NO.82 阿弥陀岳
赤岳・硫黄岳・天狗岳
参加者15名
(男性7:女性8)
1833 M/N

                                                      *画像提供は、1342T/Hさんです。

≪コースタイム≫
(9/6)
   新潟駅南口(5:00)―美濃戸口(8:40〜9:20)…阿弥陀岳(12:45〜13:20)…赤岳(14:50)…赤岳天望荘(15:20) 泊
(9/7)
   赤岳天望荘(5:40)…横岳(6:55)…硫黄岳(8:00〜8:20)…峰の松目(9:15)…東天狗岳(11:30〜11;55)…
   西天狗岳(12:10)…渋の湯温泉(15:00)―入浴―新潟駅南口(20:40)
≪今回の主な標高≫
   美濃戸口 1480m   阿弥陀岳 2805m   赤岳 2899m   
   硫黄岳
 2742m     根子岳 2603m     天狗岳 2646m

今回の八ヶ岳山行は、美濃戸口から御小屋尾根を通り、阿弥陀岳から赤岳へ登り、更に硫黄岳、峰の松目、東天狗から渋の湯へ下る、一泊二日のロングコースである。

(第一日目)
 薄曇りの天候に恵まれ、涼風に吹かれながら樹林帯を進む。ゆるやかな登りが心地よい。所々青空が広がる。二時間程度で不動清水に。そこからはいよいよ阿弥陀岳への急登が始まった。
 ロープを頼りにするが、とにかく足場が最悪。落石を起こさない、「細心の注意を!」との声が飛ぶ。全員の頑張りで無事難所をクリアーして阿弥陀岳頂上に立つ。
ガスの為、視界が少々悪い。急坂を下り登り返すと、いよいよ今日の目標、赤岳の山頂だ。お疲れ様。6時間10分で走破。予定より80分も早い。なんと言う人達だろう。

阿弥陀岳山頂手前 その@ 阿弥陀岳山頂手前 そのA 岩岩をクリアーして 阿弥陀岳山頂

(第二日目)
 満天の星、富士さんの大きなシルエットで目が覚めた。朝食もそこそこにご来光を拝みに出発。
快晴で絶好の写真日和。興奮気味にシャッターを押し続けるメンバー。360度の展望、遮る物は何もない。南東には富士の高嶺が雄大に裾野を広げ、南アルプスの甲斐駒、仙丈。北東に浅間山、妙義山。西に乗鞍、宝剣。この上ない景色に言葉を失う。

赤岳展望荘からの御来光 県界尾根と朝の富士山

 横岳からは大同心、小同心を間近にし硫黄岳の爆裂火口を覗き見て足がすくみ、赤岳の頭からは踏み入れる人の少ない峰の松目まで八ヶ岳の展望台である。
 最後まで長大なルートを振返りながら、今、自分が確かに歩き通せた事が信じられない思いだ。
第二日は、予定時間を15分短縮して無事に終了。
リーダーをはじめ、全メンバーに感謝します。ありがとうございました。     (おわり)

赤岳山頂小屋と展望荘 横岳山頂手前 右は阿弥陀、左に赤岳 (中央後方 南ア)
硫黄岳 根石岳(左肩に東天狗岳)と西天狗岳 東天狗岳山頂
横岳付近から富士山を振り返り見る 横岳山頂での集合写真