会山行紀行文  09.07.25(土)
     〜26(日)
曇り時々小雨
NO.68  矢塩山・713m 
鳥海山・2236m
参加者17名
(男性5:女性12)
1936 Y/M

                       写真はリーダーの1633S/Sさん、1958T/Jさんからもご提供いただきました。

≪コースタイム≫
〈一日目・25日〉 
新潟駅南口6:05=温海7:50=鳥海=東由利10:50-11:20
(昼食)=鳥居の沢登山口12:05〜矢塩山12:50-13:05
〜登山口14:10=東由利=鳥海荘16:25

〈二日目・26日〉
鳥海荘3:55=祓川ヒュッテ登山口4:30〜賽ノ河原〜
七ツ釜手前6:25-6:45(朝食)〜氷の薬師8:15
七高山8:05-8:20〜氷の薬師〜七ツ釜手前12:25-12:40(昼食)〜賽ノ河原〜祓川ヒュッテ登山口14:00

鳥海荘14:40-15:20(風呂)=新潟駅南口19:50

なかなか梅雨があがらず、天気予報を確認しても雨の確率が高く、お天気だけが心配です。25日は夜中に降った雨も朝にはあがり、曇り空の中を出発です。頂上で雨に当たると悪いということで、東由利の道の駅でちょっと早めの昼食をとりました。 

今日の八塩山は鳥居の沢登山口から鳥居長根コースを登ります。お花はありませんが、ぶな林が癒してくれます。頂上の二等三角点の先に八塩神社が建っていて、眼下に東由利の里が見えます。頂上で集合写真を撮りました。
帰りは風ぴらコースを下りましたが、ちょうど良いトレッキングコースでした。
 

 

 予定より早めの下山となったので、鳥海の雪解け水を集めて落ちる、日本の滝百選の”法体の滝”に寄りました。ここで雨粒が落ちてきたので急いで宿に向かいます。
 
 26日は3時55分に宿を出発。今日はその秀麗な山容から出羽富士、あるいは秋田富士と呼ばれて信仰の対象として崇められている鳥海山に登ります。
 祓川ヒュッテ登山口から湿原の木道を通過し、さらに進むと雪渓です。雪渓から夏道、また雪渓と6回もアイゼンを付けたり外したり。ちょうど休憩を取る形で思いのほか疲れることなく頂上を目指します。
 
ベニバナイチゴ、ヨツバシオガマ、イワカガミ、アザミ、シャクナゲなどの花が迎えてくれます。
 

 
 雨はなんとか大丈夫ですが、途中で風が冷たく感じるようになってきたので雨具を着ます。
七高山に到着するや、すごい突風です。帽子どころか身体ごと飛ばされそうで、慌てて岩陰に寄り姿勢を低くします。風は止みそうもありません。リーダー、サブリーダーで相談した結果、この風では足元が危なく滑落の危険もあるので、新山〜神社を経て鉾立に下りる本来の予定を変更して、来た時と同じコースをピストンすることになりました。バスの運転手さんと携帯がつながって一安心です。
 鉾立へのコースはお花畑が綺麗だそうで、初めての私には残念ですが、この風ではあきらめざるを得ません。
 

 
 登って来た道をひたすら下ります。
下の方になると朝にはアイゼンを着けたところも、なんとか着けずに歩けます。遠くに祓川ヒュッテが見えてきてもう少しです。全員、無事に足並みをそろえて下山できました!

 下山後は、国民宿舎「鳥海荘」のお風呂で汗を流します。ここの温泉は浸っていると肌がすべすべとしてきます。この後に飲んだビールや牛乳のおいしいこと、至福のひと時でした。

 Sリーダーは、後をEリーダーに託して今回で鳥海山のリーダーを卒業だそうです。どうもお疲れさまでした。
リーダー、サブリーダーをはじめご一緒した皆様、素晴らしい山行、ありがとうございました。  (おわり)