会山行紀行文  09.06.20(土) 晴れ NO.47
しんどかったけど堪能しました
御神楽岳縦走(1387m) 2051 S/T

                                        *写真は、当山行のリーダー1862Y/Iさんの提供です。

「新潟には飯豊はじめ御神楽岳など良い山がいっぱいありますよ、楽しみですね。特に御神楽岳は是非お薦めします」と、東京の山仲間から聞いたのはこの春の新潟への転居前のことでした。楽山会に入会後、御神楽岳の山行予定を拝見し、今回の会山行「御神楽岳縦走」に迷わず申し込みをした次第です。

6月20日(土)新潟駅南口を朝6時に出発。参加者は19名。(男16・女3

1)石井Lから先日のリーダー研修会での講義内容のうち、「靴ひもの結び方」をバスの中で話をしていただきました。自分でやってみたところ、しっかりとフィットした感じが良くわかりました。
 
アプローチと言えど気を抜けません。            会越の谷川岳と呼ばれる急峻な岩峰群、
つるつる滑る沢の渡渉は一番気を使いました。     ここを登る人も居ると言うのですから驚きです。

2)蝉ガ平コース最初の渡渉のところで、石が滑りやすいためロープをはっていただきました。切り立った岩稜部分よりも湯沢出合までの3カ所の渡渉部分のほうが要注意ですと、リーダーが説明されたとおりでした。
 
馬の背(別名、股擦り岩)は、かなり磨り減っていて  本隊はもう頂上に着いていると言うのに(13:20)、
往時の恐さは少なくなりました。              我等のんびり組はようやく湯沢の頭を過ぎたばかり。
でもやっぱり恐い。                      雨乞峰もまだまだ遠いなぁ〜。

3)蝉ガ平コースは足場や風とおしが悪く、タフなコースでした。
 
暑いし苦しいし、もううんざりだ。              湯沢の頭から落ち込む1枚スラブの水晶尾根、
しかしお姫様が沢山微笑んでくれました。        これを見ていると背中がぞくぞくしてきます。
元気を戴きました。

4)下りの室谷コースは、別の山ではないかと思うほど、登山道も広く下刈がされていてブナ林もよかったです。秋の紅葉の季節は最高との話もお聞きしました。
 
左に御神楽岳、右に雨乞峰。               足取り軽くとはいきませんが、清々しいブナ林の中を
雨乞峰が室谷への分岐点です。             思い出いっぱい背負って下山です。こうして楽しい
タフなコースでしたが全員縦走を達成しました。    1日も無事終わりました。

5)下山後は「御神楽温泉みかぐら荘」で入浴。
洗い場も多く、素晴らしいお風呂でした。入浴後の生ビールのおいしかったこと、最高でした。

うわさ通りの「御神楽岳・蝉コース」、しんどかったけれども堪能しました。
ご一緒した皆さん、ありがとうございました。企画された石井Lに感謝申し上げます。       (おわり)