会山行紀行文  09.04.05(日) 春の集中登山
裏参道コース
弥彦山・634m 1945 N/S

新潟駅から3台のバスに分乗し、弥彦山それぞれ7コースにわかれた。

我が裏参道コースは弥彦山西の古刹・西生寺手前(120m)から晴れた山頂を目指し21名の若き男女!!が歩き始める。ところが、新潟ナンバーの乗用車が脱輪をしていたではないか!!それも、ハンドルのある方の右側、近頃では珍しい光景を目の当たりにし一同、驚き驚き!!

そこからは、いよいよ登りの登山道、少し登り始めたところから足元はドロドロの登山道。だが、どうして、この裏参道コースは、人づてに聞くと、花のコースではないか、左右の目に付くところに、カタクリが一面開花して目を楽しませてくれた。スカイラインを横切るところで、ハンググライダーを積んだ若者たち1台の車が停車してくれた。横断歩道をわたる。また新たに裏参道に入り、清水平方向のある分岐辺りでは、白、薄紫の雪割草も迎えてくれ、汗ばんだ身体を忘れさせてくれた。高低差50m位で、季節的に遅い雪割草も咲いていた。噂の通り、期待を裏切らない裏参道で嬉しい限りである。 
そこから能登見平までの登りの行程ではきつくなってきた為か皆無口になり、ようやく能登見平に到着。日本海を見ると、ハンググライダーが気持ちよく飛遊していた。

弥彦山頂を見ると、日本海から霧状の雲が掛かっているではないか。流れが速い、また気温も上昇している様子はない。それでも、すれ違う登山者と挨拶をかわしながらルンルン気分で山頂に向う。また、ヘドロ状になった泥登山道である。この辺りからは花がなく、ひたすら山頂へ山頂へである。

ようやく、山頂の奥社(634m)に辿り着く。風が強く、寒い。休憩が長く感じられた。そこで、リーダーから、即、下山をし、××に行くとの伝言、風で聞き取れず。皆の後に着いて行く。急遽、弥彦駐車場からスカイラインを経て弥彦体育館に到着。コース別での昼食タイム。楽しいひと時であった。

帰宅してからの夕食時、弥彦山頂でハンググライダーが事故に遭ったニュースを聞き、横断歩道で目が合った若者でなければと思いつつ裏参道の紀行文といたします。最後に、この企画を計画された実行委員ならびに関係者に感謝いたします。それに、リーダーありがとう。