会山行紀行文 2008.06.08 NO.33 巻機山・1967m 大展望と花を楽しんだ人気の山
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            ====画像を中心として巻機山紀行====

前夜、清水の民宿泊まりで和気あいあいのミーテング。
翌朝、桜坂マルP740m 発 4:56 幸い雨の心配なし。目に鮮やかなブナの新緑尾根を気分良く登る。
会山行であったが、参加人数が6名だったので、お誘い山行に切り替えての実行でした。

5:00 740m桜坂駐車場登山口発
     目に青葉・山ホトトギスならぬ“山鶯”の声を聞きながら朝の空気を胸いっぱいに
     足が前に進む。ピッチが早い。
     五合目焼松で大源太山とコメゴ沢を、六合目展望台で、天狗岩とヌクビ沢・割引岳を
     展望できた。青空ではない。

登山口の桜坂駐車場より望む「威守松山」 標高1000m辺りで撮影。手前の“威守松山”の肩越に真ん中が大源太山。
右に大栗ノ頭、左奥色のトテモ薄いのが武能岳、左端が七つ小屋山。

5:55 1128m 五合目焼松 (これより少し前に大源太山が撮れた)
                       コメゴ沢の全容を俯瞰し一服する。

1350m六合目展望台からのビューポイント。
左から、天狗岩と天狗尾根・ヌクビ沢。巻機山のシンボル割引岳。
とにかく巻機山のシャクナゲは第一級品である。

 6:55 1350m 展望台で朝食、天狗岩・ヌクビ沢雪渓・割引岳を撮影。

シャクナゲの艶やかさ堪能のひとときに浸かりました。 可憐なイワウチワ

7:45 1560m 物見平 期待の谷川岳方面はガスで遠望きかず。
           これよりかなりの急登となる。  

森林限界1600m辺りを行く楽山会一行、このあと急斜面が待っています。この辺り、ニッコウキスゲの名所だったのに今はスッカリ消滅とは・・・と藤井リーダー長嘆息。まったくお気持ち伝わりました。 今年初めてのご対面です。可憐な感じ。亜高山にきた気分。
巻機山のシンボル。天気なら360度、眺望絶佳の頂き。
1930m ここに一等三角点あり、今回は登らない。
巻機山山頂直下の織姫池にて。肥沃し過ぎないスッキリしたスタイルがいい。

8:30 1735m 前巻機山頂 気分のいいピークである。  

頂上から降りて避難小屋に向かう木道。辺りは靄って
幽玄の境。

9:00       新築の避難小屋着、ザックを置いて山頂へ向かう。

2・3年前に改築したばかり、二階建てでトイレ内蔵でトテモ
清潔です。それにしても道すがらの木道の傷んだこと・・・
避難小屋あたりから望んだ巻機山頂です(1967m)わりと
平坦な感じ、ここに三角点は有りません。避難小屋にザック
をデポしてピストンします。

9:35 1967m 1750m辺りの急斜面に心配された着雪もなく、花々を愛でながら快調に
高度を稼ぎ、9:35には山頂に着いて記念撮影となった。 登り所要時間4°50′は予定通り。
山頂からの展望は高曇りで、谷川岳や越後三山などお目当ての山々は残念ながら見えない。

10:45〜11:30  前巻機山々頂で昼飯 下山にかかる。
13:00      五合焼松 
14:00      桜坂駐車場着     下り〜所要(実)3°10′

女性に人気の山のこととて、この日も東京からの個人や、グループにかなり行き逢った。
かくて、前巻機1845m頂上で昼飯とし、下りは二時間半で桜坂マルpに着いた。
下山後は宿で入浴、旬の山菜と冷えたビール、ざる蕎麦で大満足歓談会のひととき。
毎度、巻機山々行のフイナーレにはこのお楽しみが待っている。 
(運転を兼ねるリーダーには真に申し訳ない次第です)